朝ドラ カーネーションの25週ネタバレあらすじの1話ごとの詳しい内容です。25週タイトル「奇跡」140話から145話までの解説です。
カーネーション25週ネタバレあらすじ予告[奇跡]
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カーネーション朝ドラネタバレあらすじ最終回までキャスト相関図
第140話
平成13年7月、糸子は88歳になっていましたが仕事も遊びもセーブしないのは少しも変わっていません。
そんな糸子のスケジュール管理の仕事は孝枝の役割となっていたのでした。
そんなる日のこと孝枝に案内されてスーツ姿の2人の男性が店にやってきます。
久しぶりと挨拶した糸子が導き入れようとすると孝枝が次の予定があるので手短にと釘をさします。
そのころになると病院通も糸子の生活の一部となっていたのです。
ある日のこと杖を突きながら診察にやってきた糸子に担当医師は身体に負担をかけないようにと告げ仕事も酒もほどほどにと言います。
そんな糸子が調剤を待っていると事務長の香川が近寄ってきて院長の龍村が待つ院長室に案内されたでした。
すると龍村は毎年開催している患者向けのイベントでファッションショーを開いてみたいと糸子に明かします。
馴染みの看護婦が着飾っているのを見たら患者も楽しめるのではと想いを話す龍村と香川の熱意を意気に感じて協力を快諾した糸子。
イベントの話を終えると龍村が糸子の同級生だという桜井が内科で入院していると教えてくれます。
しかし糸子には桜井という同級生が思い浮かびません。
すると糸子の知り合いだという話はよく聞くことだと笑い流したのでした。
ところが院長室をでようとしたとき桜井は奈津のことだと思い出した糸子。
さっそく病室を教えてもらって足を運ぶと、窓際のベッドの上で本を読んでいた奈津の姿が糸子の目に飛び込んできたのでした。
第141話
イベントの話から偶然にも奈津が同じ病院に入院していることを知った糸子は病室を訪れます。
何と奈津は結婚して夫の実家がある四国に移っていったものの先立れて10年ほど前に岸和田に戻ってきていたのです。
久々の再会だったものの奈津の会話は昔のままでプライドで突っ張ってきます。
そしてそれに気分を損ねられて病室をあとにしてしまった糸子。
それでも家への帰り道で糸子は奈津との奇妙な縁を振り返り病院で会えた奇跡に感動したのでした。
バブル後の岸和田には大きなショッピングセンターがいくつも建てられたため、客足をとられてすっかり寂れてしまった商店街。
そして糸子は孝枝がいないと予定をころっと忘れてしまうことも多くなっていたのです。
やはりすっかり忘れていた毎朝新聞の取材を受けた糸子は88人の男たちが写った写真をみながら話をします。
企画の名前は『オハライトコと88人のボーイフレンド』
それは糸子が妻に先立たれて招かれた食事会に集まるようになった男たちのことだったのでした。
そんなある日のこと糸子は龍村医院長と打合せをするために病院に足を運びます。
院長室にいくまえに奈津を病室を覗きますが気づかれてしまいすごすごと退散した糸子。
そして院長室にいくと糸子は総婦長の相川を紹介されたのです。
さっそくファッションショーの打ち合わせが始まると、糸子は患者にもモデルをさせたいと提案します。
しかしもしものことがあったら大変なことになると相川から却下されてしまった糸子。
それでも糸子は洋服には人を慰めたり勇気づけたりする不思議な力があると希望者する患者を参加させたいと相川と香川に深々と頭を下げて頼み込んだのでした。
第142話
昼休みに従業員たちと昼食を食べながら病院でのやりとりのことを話していた糸子。
すると孝枝からまたドスを効かせたのかと言われて少し腹に力を入れて声出しただけだと言い返すのでした。
数日後に糸子は打合せのために病院にいきますが、まずは奈津の病室を覗いてみます。
ベッドは空だったため香川たちのところに向かおうとした糸子は廊下に貼り出されたファッションショーのモデル募集の案内に見入っていた奈津を見かけたのでした。
そのあと糸子は相川と香川の3人で打合せを始めますが、院長の瀧村は用事があると言い残して院長室をでていってしまったのです。
モデル募集の貼り紙で応募してきたのは入院患者が41名で職員が13名もいたのでした。
それを見た糸子から病状が軽い患者なら問題ないことを確認されてうなづいた相川。
しかしリストの中には赤い付箋が貼られている患者がいたのです。
糸子は病状が重いのに応募した患者の夢を剥奪してしまうことに疑問を呈しますが、相川の強い口調に従うことにしたのでした。
こうしてモデルは入院患者4人と職員7人に加えて通院患者も4人選び出されます。
平成13年8月になるとモデルに選ばれた人達が集められますがその中にやはり奈津はいません。
15人を前にした糸子はやるからには手は抜かないと宣言します。
そして今日からとにかく美しくなって欲しいとお願いした糸子。
そして皆がキラキラ輝いてはじめて見る価値が出ると語る糸子は絶対自分は輝くやと信じて努力するようにと頼んだのでした。
その一方で糸子は奈津と自分が一緒に部隊にあがることを想定して紅白のドレスもデザインしはじめていたのです。
ところがそんなある日のこと、糸子が奈津の病室を覗いてみるとベッドは片づけられていて奈津の姿が見えなくなっていたのでした。
第143話
ネームプレートも外された病室の前で糸子は奈津が亡くなってしまったのだと嘆き悲しみます。
ところが通りかかった看護婦から奈津が前日に退院したことを聞かされて安堵の表情を浮べたのでした。
オハラ洋装店に戻った糸子が独り溜息をついていると孝枝が心配そうに声をかけてくれます。
その一方で老人の孤独死を口にした篠山真から心配を煽られた糸子。
たまらず奈津は病院で奈津の住所を教えてもらおうとしますが個人情報だと拒否されてしまったのです。
やがてその年もだんじり祭りが催される9月15日がやってきます。
世の中が変わって小難しくなってもだんじりだけは昔のまま何もかわらないと喜ぶ糸子。
それでも小原家に集まって来る人たちの顔ぶれは、近所のおっちゃんたちが減って遠くからやってきてくれる人が増えていたのでした。
夜になって2階から外の様子を眺めながら糸子は直子と里恵の3人で酒を呑んでいて、モデルの歩き方を教えてくれる人を紹介してくれないかと訊きます。
そのあと里香は店の前で久々に会った神山正志と談笑します。
ところがしばらくすると2人の子供が父親の神山を呼びにきたのです。
一方で里香も2階から顔をのぞかせた幼い娘から呼ばれます。
そんな里香にもファッションショーを手伝って欲しいと頼んだ糸子。
そして翌日には出来上がったファッションショーのデザイン画をモデルとなる面々に見せることになっていた糸子は微かな期待を抱いて奈津と揃いのドレスデザインも鞄に詰め込んだのでした。
第144話
病院内ファッションショーまで残り2週間を切った平成13年10月のとある日には患者や看護婦たちへのウォーキング指導が始まります。
ところがその指導が厳しすぎて患者に負担になると苦言を呈してきた相川。
しかしショーの基本である歩き方がおかしかったら恥をかくのは本人だと相川を諭したのでした。
そんな状況でひとりの高齢患者が杖なしではあるけないと言い出します。
糸子は杖を認めようとするとエスコートできる男はいないのかという話になり、何と院長の龍村に頼もうということになったのでした。
そして院長の説得を引き受けてくれた相川は練習が終わったあとで糸子にモデルをひとり追加してほしいと言い出します。
それは末期癌の患者でモデルに選出されたわけでもないのに毎回のように練習を見守っていて糸子も気になっていた女性だったのです。
リストに書かれていた女性の名前は吉沢加奈子。
今の医療技術ではどうすることもできない加奈子を元気づけたいと思った相川は自分の信念をまげてでもショーに出たいという希望を叶えてやりたいというのでした。
その日の夕方になって糸子が待つ部屋に加奈子が姿をあらわします。
そして自分には2人の子供がいるのに衰えていく自分しか見せられないのが不憫でしかたないと涙を流し始めた加奈子。
加奈子は子供たちに自分が輝いている姿を見せてやりたいというのでした。
すると糸子は加奈子に向かって88歳の自分がいまだに仕事をつづけ大いに遊びまわっているのは奇跡だと話し始めます。
そして末期癌患者がステージで幸せそうに歩けるならそれも奇跡だという糸子。
糸子は加奈子に多くの人に奇跡を見せて勇気づけろと励まし、出番はトリだと告げたのでした。
第145話
いよいよ院内ファッションショー開催の日がやってきます。
加奈子の病室には2人の不安そうな顔をした子供と夫が姿をみせます。
ところが加奈子が笑顔で挨拶をすると嬉しそうな表情になった子供たちが駆け寄って頑張れとエールを送ったのでした。
しばらくして糸子がモデルの控室にあらわれます。
そして緊張の面持ちだったモデルたちに上手く化けたと言って笑いを誘った糸子。
そしてショーに来てくれる人たちは幸せをみにきていると告げた糸子は人に幸せを感じさせるためには自分が幸せな気持ちで歩かなければと心得を伝えたのでした。
やがてショーが始まると糸子は袖口で待つモデルたちに次々に声をかけていきます。
そしてトリをつとめる吉沢加奈子の順番がやってきました。
ところが糸子の笑顔をみて泣きそうになってしまう加奈子。
そんな加奈子は糸子からまだ泣くなと言われてから花びらが入ったバスケットを渡されたのです。
そして糸子は加奈子に観に来てくれている人たちに奇跡を分け与えてこいと励ましたのでした。
ところが感極まってしまった糸子は加奈子の紹介ができなくなってしまいます。
すると糸子に代わって原稿を読み始めてくれた相川。
“私は三ヶ月前に末期ガンと診断されました、、、私は幸せになります”
そしてキャットウォークを歩いていた加奈子は持っていたバスケットの花びらをまき散らしたのです。
観客がスタンディングオベーションするなか原稿の最後の言葉を読み上げた相川。
“皆さんにもきっと奇跡が起こりますように!”
その光景を最後列から見ていた奈津は誰にも気づかれないうちに病院をさろうとします。
ところが奈津はタキシード姿の龍村から声をかけられてしまったのです。
そして院長室でハーブティでも一緒しないかと奈津を誘った龍村。
何と龍村のはからいで糸子は奈津は奇跡的な再会をはたすことができたのでした。
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カーネーション朝ドラネタバレあらすじ最終回までキャスト相関図
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