今回は『おちょやん』の113話(第23週)5月12日水曜放送後の詳細あらすじネタバレについて紹介します。
【一平との再会】と題してお送りします。千代は春子が自分の夢を諦めようとしていることを知ります。
そのあとで一平と再会することになった千代。にわかに再会を決心した千代の想いが気になりますね。
<おちょやん113話のあらすじネタバレ>
徳利の話を聞いて『岡福』に集まってくれた『鶴亀新喜劇』の劇団員たちを見送る千代。
別れ際に香りが今度こそみつえと三人で買い物にいこうと千代を励まします。
満面の笑みでかつての仲間たちを見送ったあとに寛治だけが居残っていました。
そんな寛治に誰一人として熊田からの誘いに乗って一緒に舞台に立とうと言ってくれなかったと小さな不満を口にした千代。
すると皆は千代に再開できただけで十分すぎるくらい嬉しかったのだと寛治が仲間の想いを代弁したのです。
それから一平が書き上げた新作について一平の想いを千代に伝えた寛治。
新作の『初代桂春団治』は息子と妻と新喜劇の面々だけでなく千代のことを思って一平自身が身を削る思いで書き上げたものだと寛治が説明すると千代も一平の想いを思い量ったのでした。
最後に自分がいつかは一平を超える喜劇人となりたいという想いを明かされた千代は捻くれた少年だった寛治が立派に成長したことを知って心嬉しく思ったのです。
その日の夜は久々に『岡福』に泊まることにした千代は、昼間に春子がシズに話していた看護婦になる夢について諦めた理由は尋ねます。
すると自分は勉強が苦手だから無理なことは初めから挑戦しないほうが良いのだと考えを千代に打ち明けた春子。
それを聞かされて春子を応援したいと思っていた千代はあまりの消極的な考えに驚かされてしまったのです。
皆が寝静まった頃を見計らって、千代は熊田から手渡された『初代桂春団治』の台本をはじめて開いてみます。
台本を読み込んでいくうちに一平が自分のなかにある何も飾らないものをさらけ出して書き上げていることを感じ取った千代。
翌日になって千代は春子を『岡福』に預けてひとり出掛けて行きます。
そして待ち合わせの場所で千代を待っていたのは何と一平だったのです。
再会したふたりはそのまま天海家に向かうとそこで灯子が出迎えてくれます。
家に入るなり一平と灯子が千代に向かって謝罪しはじめますが大丈夫だと真直ぐにふたりを見つめたのでした。
芝居することを躊躇っていた自分はラジオドラマの出演で昔のことを洗い流して忘れようと言い聞かせてきたと今までの苦悩を明かした千代。
しかし大好きな道頓堀に戻ってきた吹っ切れたからと千代はもう一度だけ『鶴亀新喜劇』で芝居がしたいと口にします。
千代は『鶴亀』の熊田の申し出を受けたいと一平に告げにやってきていたのでした。
それは自分が芝居をする姿をどうしても養女の春子に見せたいと思っての千代の決意だったのです。
千代の話を聞いて笑みを浮かべた一平がたとえ一日の公演のためでも芝居人として手は抜かないと告げたことで二年ぶりにふたりは和解したのです。
すると奥の部屋で寝ていた一平たちの一人息子の新平が目を覚まして泣き出してしまいます。
そんな新平をあやす灯子の姿をみた千代は自分も頑張って強い母親なるのだと決意を新たにしたのでした。
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