今回は『おちょやん』の25話(第5週)1月8日金曜放送後の詳細あらすじネタバレについて紹介します。
<おちょやん25話のあらすじネタバレ>
清子が書き上げた台本を良く見もせずに投げ捨てた千鳥に向かって千代は見てあげてくれと頼み込みます。
しかし、火に油を注ぐように座長から激怒された千代はもう来なくてもいいとまで言われてしまいます。
それを聞いた千代は今まで溜まりに溜まった鬱憤が一気に噴き出してしまいます。
偉そうな事ばかり言っていても一度も稽古をつけてくれなかったことに不満を爆発させて大好きな芝居を教えてもらう人を間違っていたとまで言い放ったのでした。
そうして千代は『山村千鳥一座』を辞めることになってしまったのです。
カフェ『キネマ』に
戻った千代は感情的になって口にしてはいけないことを言ってしまったことを後悔して落ち込んでいました。
そんな時に、千代にお客からの指名が入ります。
千代が店に出て見ると指名していたのは『山村千鳥一座』の清子だったのです。
清子は座長の千鳥と千代のやりとりを知って心配して『キネマ』を訪ねて来てくれていたのでした。
千代は清子にビールを注ぎながら10年もの長い年月を千鳥のような人間とよく付き合ってきたものだと呆れかえると、それを聞いた先輩座員は豹変して喋り始めます。
どうしようもなく性根がねじ曲がっている千鳥とは飲まずには付き合えないと愚痴りはじめた清子。
その様子は千代が知っている凛とした佇まいからは考えられないものだったのです。
そんな清子に向かってならば一座を自分で立ち上げればいいと告げる千代。
ところが、いつもの物腰に戻った清子は、それまでの愚痴とは真反対のことを話し始めたのでした。
自分は山村千鳥が大好きで、ずっとついていくことを決めていると言う清子は『山村千鳥一座』が出来た経緯について明かし始めたのです。
芝居が好きでも女と云うことでどの一座からも相手にしてもらえなかった清子や座員のために千鳥が『山村千鳥一座』を興したのだと言います。
そして苦労に苦労を重ねてようやく今のように京都で『常打ち』ができるようになっていた一座。
そこまで話すと清子は千代に頭を下げて座長の千鳥の許しを乞うたのです。
その日の夜、千代は千鳥の家の前まできていました。
すると家の中から厳しい千鳥の声が聞えてきたので、思わず塀越しに家の中の様子を覗き見したしまった千代。
すると、そこには汗だくになって自分自身で芝居に喝を入れながら稽古をしている千鳥の姿が千代の目に飛び込んできました。
座長の千鳥は人知れずに毎晩深夜に自分の芝居を高めていたのです。
しかも、その迫る真剣さに釘付けになってしまった千代はその場で固まってしまいます。
翌朝になってあらためて座長の家を訪ねた千代は千鳥に頭を下げて自分のしたことを謝ってからもう一度だけやり直しさせて欲しいと頼み込んだのでした。
何度も何度も頭を下げて懇願した千代でしたが、座長の千鳥はなかなか首を縦に振ってはくれませんでしたが、何を思ったのか突然復帰を認めてくれます。
しかし、千鳥からずっと雑用係でもいいならと言われた千代は、それが今の自分の実力なのかを確認して仕事に戻って行ったのでした。
千代が席を空けた後、千鳥は湯飲み茶わんの中に浮かぶ四葉のクローバーを手に取って微笑みます。
その四葉のクローバーは千代が苦労して見つけたもので千鳥の気持はそれを見たことで変わっていたのでした。
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