今回は『おちょやん』の34話(第7週)1月21日木曜放送後の詳細あらすじネタバレについて紹介します。
<おちょやん34話のあらすじネタバレ>
疑似恋愛の相手役を頼んだ助監督の木暮のことが好きになってしまった千代を『キネマ』の女給たちは初恋だと祝福します。
上手くいくはずもないと怖気づく千代の背中を相部屋の真理が押してくれて頑張れとのエールとともに当たって砕けろと言います。
ところが、そんな真理の言葉で益々怖気ついてしまった千代は砕けたくないと思います。
その後も頭の中は木暮のことばかりで何も手に付かなくなってしまった千代。
次の日に木暮から一平が『脚本部』にいることを千代は知らされます。
天海一座が解散したあと『鶴亀』の社長である大山の命令で一平は撮影所で脚本についての勉強をしていたのでした。
小暮から話を聞いてすぐに『脚本部』に一平を訪ねると千代が『岡安』を出て行った後のことを打ち明けてくれます。
『天海一座』は看板役者であった須賀廼家千之助が抜けたあとは人気が急落してしまい解散させられていました。
その頃、看板女優の高木百合子は監督との衝突を繰り返していました。
そして遂に我慢の限界を超えた百合子が『太陽の女カルメン』の撮影現場から逃げ出してしまいましたが偶然にもその場に居合わせた千代の機転で事なきを得たのでした。
そしてその出来事が百合子に千代のことを思い出させるきっかけになります。
自分が千代に女優になることを勧めたことは覚えていなかった百合子でしたが千代が女優になっていたことを喜んでくれます。
そんな看板女優に向かっていつか自分も百合子のような役者になりたいとの決意を語ると所長に好い役につけるように頼んであげると言ってくれたのでした。
別れ際に百合子は千代に自分に正直にならなければいい芝居はできないと助言し、自分達は自由なのだと口にしたのです。
それから数日後に相手役の俳優と駆け落ち騒動を起こして撮影所を大混乱に陥れてしまった百合子。
そして休憩所で肩を落とす木暮に気づいた千代は心配して声を掛けようとしたときに同じ助監督の池内からやめるように言われます。
池内から木暮は自分が好きだった百合子が駆け落ちしてしまったことで他の人以上に大きなショックを受けていると聞かされた千代。
そんな木暮を見ていて千代もまた放心状態になってしまうのでした。
『太陽の女カルメン』は役者を刷新して撮りなおすことになり、役者やスタッフが集められてキャスティングが告げられました。
すると失恋のショックで発表の内容などどうでもよいと思っていた千代の耳にジョージ本田監督が自分の名前を読み上げる声が入ります。
そこにいた誰もが驚いた様子で一斉に視線をおくられた千代。
駆け落ちしてしまった百合子は千代への置き土産として『太陽の女カルメン』で重要な人妻役を残していったのす。
しかし大抜擢された千代ですが心ここにあらずの状態で監督の発表をちゃんと聞いていなかったため、何が起こったのかが分からずに戸惑っていたのでした。
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