今回は『虎に翼』の100話(第20週)8月16日金曜放送後の詳細あらすじネタバレについて紹介します。
【航一から突然のプロポーズ】と題して第20週100話をお送りします。
猪爪家の家族裁判が円満解決したあとで寅子と優未は台所で食事の準備を始めます。
すると二人についてきた航一からプロポーズされた寅子は突然のことに戸惑ってしまったのでした。
<虎に翼 第20週100話のあらすじ>
玲美の突然の発言は家族裁判をしていた猪爪家の家族全員を驚かせます。
“私は是が非でも結婚したいわけじゃありません”
皆が唖然とするなかで声を弾ませながらさらに言葉を続けた玲美。
“ただ、結婚するならば直明さん以上の人はいないだろうなと思いプロポーズをお受けしました”
そして玲美は自分のどんな我儘も嫌な顔をせずに聞き入れてくれる直明から出された絶対条件が猪爪家での同居だった明かしたのでした。
それを聞いても花江が同居に躊躇していると玲美から相談を持ちかけられます。
“一度試しちゃダメですか”
“無理だと思ったらすぐ言いますから”
軽いノリに花江が心配を募らせていると、玲美の考えに共感した寅子が口を挟みます。
“試してみて駄目ならばやめたらいいのよ”
さらに寅子はこの先は定期的にどんな生活が望ましいのか話し合うことを提案したのでした。
寅子の提案に花江以外の家族が全員賛成すると、成り行きを見守っていた航一が玲美の性格なら花江が心配する嫁の苦しみは起きないと話します。
すると大きくうなづいて花江に話しかけた玲美。
“嫌になったら私のこと追い出してもらって構いませんから”
こうして花江が『お試し同居』を受け入れたことで猪爪家の家族裁判は円満に終わり直明とも和解できたのでした。
家族裁判が終わった猪爪家では寅子と優未が台所にたって食事の準備を始めます。
すると二人についてきてあらたまって寅子に話しかけた航一。
なんと航一は家族裁判中にやはり寅子が好きなことが分かったと切り出してきたのです。
“毎朝目が覚めた時に寅子さんが隣にいたら幸せだろうなと思いました”
それは自分の一番の幸せだという航一の寅子へのプロポーズだったのです。
ところが突然のことに嬉しさより戸惑いがまさった寅子はその場での即答は避けてしまったのでした。
“少しだけ時間を下さい、、、”
星家に戻った航一は百合と朋一とのどかを前にして猪爪家でのことを打ち明けます。
“寅子さんにプロポーズをしました”
そして寅子からの返事は1年でも2年でも待つつもりだと話したのでした。
すると星家の家族は航一に微笑みかけますが、何故かすぐにそれは消えてしまったのです。
昭和30年の夏のある日に雲野六郎に誘われて甘味処『竹もと』でかき氷を楽しんでいた寅子。
“しかしこんな形で再会できるとはな”
“法曹の神様が私の最後の法廷のために色々と用意してくれているみたいじゃないか”
微笑みながら雲野は困難が予想される『原爆裁判』への想いを口にしたのでした。
その一方で航一のプロポーズから2カ月もすぎたのに返事ができずにいた寅子。
寅子のなかでは”永遠の愛を誓う必要なんてないんですから”という言葉とプロポーズを結びつけることができずに戸惑いつづけていたのです。
そして寅子はよねに相談しようと山田轟法律事務所へ足を運びます。
ところがあいにくよねは不在で、事務所にいた轟は見知らぬ男と手をつないで居眠をしていました。
しかし次の瞬間に目を覚ました轟が口にしたことで寅子は大きな衝撃を受けて言葉を失してしまったのでした。
“今、俺がお付き合いしているお方だ”
<虎に翼 第20週100話の感想>
姑問題は立場の弱い嫁が言いたいことが言えないことで起こるものですが、思ったことは何でも言える玲美なら航一のいうように心配ないのかも知れませんね。
それにしても航一のプロポーズは意外なタイミングで驚かされました。
同居発言を流された航一は寅子にはストレートしか通じないと思っての決断だったのでしょうか。
“永遠を誓わない愛”から始めた付き合いは”永遠を誓う愛”の結婚に結びつかないと悩む寅子は出来ない理由ばかり並べているようにも思えます。
そんな寅子を動かすきっかけになるものって何なのか次週以降の展開が楽しみですね。
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