今回は『虎に翼』の23話(第5週)5月1日 水曜日放送後の詳細あらすじネタバレについて紹介します。
【暴漢に襲われた寅子たち】と題して第5週23話をお送りします。
寅子と花岡は公正な裁判を求める署名活動を続けますが、とある日の法律専門書店で見知らぬ二人の男たちに襲われてしまったのです。
そんな寅子たちを助けてくれたのは帝都新聞の記者である竹中だったのでした。
<虎に翼 第5週23話のあらすじ>
寅子は法曹会館で穂高教授から共に戦おうとしている弁護士たちに紹介されます。
そして穂高教授は彼らに向かって無罪を主張することを明かしたのです。
そして弁護士たちの前で臆することなく自分の考えを述べた寅子。
“法は強き者が弱き者を虐げるためのものじゃない”
“法は正しい者を守るものだって私は信じたいんです”
するとその想いに共感した弁護士たちから寅子は握手を求められ、一同の結束は一気に強まったのです。
そのごも直言の無実を勝ち取ろうと検察の矛盾を見つけるために奔走しつづけた寅子。
そしてある日のこと、法曹会館のラウンジで帝都新聞の記者である竹中を見つけた寅子は近づいて話しかけます。
“私の父は共亜事件の被告人の一人です”
そして少しでも世間の目を変えたいと、自分のことを記事にしてほしいと頼み込んだのです。
しかし竹中から記事にすると危険に晒されると忠告されてしまった寅子。
“そんな記事が出たらお前もどうなるか分からねえぞ”
竹中には記事にしてもらえなかった寅子でしたが、興味をもってくれた他の記者が小さな記事にしてくれます。
『父の無実を信じる女子法学生』という見出しと顔写真が掲載された寅子。
ところが娘が父親を信じて頑張る記事を目にしても、直言はどうしても無実を訴える気になれなかったのでした。
そのごも寅子は大学の仲間たちと公正な裁判を求める署名活動を続けます。
そして法律専門書店で花岡と一緒に署名活動をしているときに、何と見知らぬ二人の男たちに襲われてしまったのです。
しかし運よく帝都新聞の竹中が暴漢から守ってくれた寅子たち。
そして自らの見立てを明かし、寅子たちに警告した竹中。
“これ以上動くと死ぬぞ”
竹中は共亜事件は内閣を総辞職させたい者たちによって引き起こされたもので、水沼淳三郎が裏で画策したと考えていたのです。
しかも水沼は検察畑出身の貴族院議員だったのでした。
そして他の弁護士や穂高教授からも強く言われた寅子はしかたなく活動を中止したのでした。
やがて昭和11年1月になり、第一回公判の日がやってきます。
直言をはじめ16人の被告と弁護士たちが並んでいる前に裁判官たちがあらわれますが、その中に桂場等一郎の姿をみつけたはるは絶望したような表情になってしまったのです。
公判では被告が次々に話していきます。
そして自分の順番がきた直言でしたが、拘留中に受けた厳しい取り調べが脳裏に浮かんでその場に倒れ込んでしまったのです。
急遽医務室に運ばれた直言。
ところが、そんな直言に、帝都新聞の竹中が詰め寄って訴えます。
“あんたがそんなんじゃ、また襲われるぞ”
竹中や穂高教授から寅子が暴漢に襲われたことを初めて知らされて激しく動揺した直言とはる。
しかしそれを聞かされても直言は真実を語ることを拒んでいたのです。
“怖いんですよ”
“あいつらに逆らうのが、、、”
“情けなく思われるでしょうが私は、、、”
声を震わせながら怯える直言にそんなことは絶対にさせないと訴える穂高教授。
そうして穂高教授から奮起を期待された直言は法廷の証言台に戻ったのでした。
そして直言は裁判長から起訴事実について罪を認めるかと訊かれます。
すると傍聴席にいる寅子の方をみた直言はうつむいてしまったのでした。
⇒次の話
<虎に翼 第5週23話の感想>
新聞記者の竹中は、最初こそいけ好かない印象が強かったですが、急に親しみが沸いてきましたね。
『ブギウギ』の鮫島記者と比べても、好感度が違うような気がします。
それにしても直言が受けた取り調べは想像を絶するようなものだったようです。
娘が自分の危険を顧みずに頑張っているのを知っても、まだ決断できないとは精神崩壊寸前だったのかも知れません。
でも無実が真実なら、何としても頑張って欲しいですね。
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