今回は『虎に翼』の56話(第12週)6月17日 月曜のあらすじネタバレ、放送後の詳細あらすじネタバレについて紹介します。
12週タイトル「家に女房なきは火のない炉のごとし?」意味は:家に主婦がいないのは、炉の中に火がないのと同じで、大事なものが欠けていて寂しいということ。
(56話)
昭和24年1月、ついに家庭裁判所が発足。多岐川(滝藤賢一)は寅子(伊藤沙莉)たちに家裁の「五つの性格」について聞かせる。
設立記念のパーティーの後、寅子は最高裁長官の星朋彦(平田満)から新たな辞令を受ける。
これまでの仕事に加え、東京家庭裁判所判事補を兼務することになった寅子。念願の「裁判官」として、寅子の新しい仕事が始まる。
最終回までのあらすじネタバレはこちらから⇓⇓
目次
虎に翼12週56話のネタバレあらすじと放送前朝ドラ予告レビュー
今回は『虎に翼』の56話(第12週)6月17日 月曜日放送後の詳細あらすじネタバレについて紹介します。
【『轟法律事務所』になっていたカフェ『灯台』】と題して第12週56話をお送りします。
寅子が小橋の財布を盗んだ少年を追いかけていくとカフェ『灯台』にたどり着きます。
そしてそこには『轟法律事務所』の看板が掲げられていたのでした。
<虎に翼 第12週56話のあらすじ>
昭和24年の年が明けた正月に多岐川からの電報を受取った寅子。
“急用あり”
“今夜7時拙宅へ来られよ”
いきなりの呼び出しに腹を立てる寅子でしたが、多岐川の家に向かうことにします。
するとふんどし一丁の姿で寅子がくるのを待っていた多岐川。
『水行』をするという多岐川は困惑する寅子に水をかけさせます。
“今から俺が何か月も考え抜いた家庭裁判所に必要な5大基本性格を発表する”
何と多岐川は水行しながら自分の考えを口にしはじめたのです。
そして内容を室長補佐の汐見に書き留めさせた多岐川。
翌日の1月4日になると寅子は人事課長の桂場から呼び出されます。
そして寅子が桂場の部屋にいくと、そこには最高裁判所の初代長官である星朋彦が待っていたのです。
星から穏やかな面持ちで話しかけられた寅子。
“穂高先生の希望の光だね”
それから寅子は星から辞令を言い渡されます。
“東京家庭裁判所判事補 兼 最高裁判所家庭局事務官”
何とそれは寅子が家庭局事務官の兼務ながら、東京家庭裁判所の裁判官になった瞬間だったのです。
やっと念願だった裁判官になれた寅子は、星から戦争の一番の被害者である戦災孤児たちに向かいああ会うよう告げられます。
東京家庭裁判所裁判官となった寅子は家庭局事務官としてさっそく面々と一緒に社会問題になっていた戦災孤児の実状調査に出かけていきます。
寅子たちが上野にやってくると、戦争が終わって3年も経ったというのに路上には孤児たちが溢れていました。
そして孤児たちは生きていくために犯罪に手を染めるものも少なくなかったのです。
するとひとりの少年が小橋の財布を盗んで逃げ去ろうとします。
寅子が追いかけると、小橋の財布は年上の少年に渡されてしまいました。
しかも財布を受取った少年が逃げ込んだのは、かつてカフェ『灯台』があった建物で、『轟法律事務所』の看板が掲げられていたのでした。
少年を追って建物の中に入った寅子を轟が出迎えてくれます。
そして寅子から判事補になったことを明かされると感慨深そうに口を開いた轟。
“女も裁判官になれる時代が来たか”
しかし傍らにいたよねは目を合わしません。
“好きな道を行けばいい”
そっけなく言い放ったよねはさらに冷たく言います。
“ただ顔を合わすのは今日が最後だ”
そんなよねの気持を思いはかった寅子。
“裏切ったのは私だから、、、”
“何もかもごめんなさい”
“あの時は逃げることしかできなかったの”
そのあと、一緒に来ていた小橋と稲垣も轟との久々の再会を果たしたのでした。
<虎に翼 第12週56話の感想>
昭和24年の東京の電話事情ってっどうだったんでしょう。
ちなみにこの年の6月には北海道江別に電報電話局が開設されています。
電報で呼び出しの時代背景と多岐川の想いが分かりにくいですね。
それにしても正月3日の滝行なんて超寒むそうで、先を見据える目と日本の心のバランスが絶妙です。
とにもかくにも寅子は念願の裁判官になれてよかったですね。
ドラマ「虎に翼」56話の詳細あらすじ
1949年(昭和24年)正月、家庭裁判所開所の段取りを整えた寅子は、家族と一緒にリラックスしてお雑煮を食べていると、上司の多岐川から電報が届きます。電報には、急用があるから今夜家に来るようにと書かれていました。
その夜、正月休みを返上して多岐川の家に足を運んだ寅子は、いきなり多岐川の『水行』を手伝うように命じられます。困惑しながらも、寅子は桶を手に取り、せっせと多岐川に冷たい水を掛けます。
その翌日、法曹会館で開かれる『家庭裁判所開所記念式典』に出席した寅子。最高裁家庭局長に就任した多岐川が、家庭裁判所の基本理念となる『五性格』を披露します。「独立的・民主的・科学的・教育的・社会的な性格を持つ場所こそ愛の裁判所」と力説します。
立食パーティー中、司法省の人事課長・桂場から呼び出された寅子。そこには、桂場と初代最高裁判所長官・星朋彦が待っていました。星は寅子に『東京家庭裁判所判事補、兼、最高裁判所家庭局事務官』の辞令を言い渡しました。寅子は家庭局の仕事も兼務しながらという条件があるものの、念願の裁判官になりました。
56話予告のレビュー
多岐川室長の愛と情熱にあふれる熱いスピーチに期待が高まります。聴衆の心に訴えかける演説を得意とする多岐川さんの熱のこもったスピーチが聴けるのが楽しみです。
また、期限内に家庭裁判所の開設に成功した寅子には、桂場さんからのご褒美が待っています。念願だった裁判官になる辞令が言い渡される瞬間です。ただ専任の裁判官ではなく事務官と兼務という点が、寅子には少し引っかかるようですが、まずは喜びたいですね。
虎に翼10週以降の登場人物相関図
10週からの出演者相関図・キャストを紹介。
1話から最終回までのあらすじネタバレはこちらから見れます⇓⇓
◆実在モデル家系図⇓
◆放送後に詳細あらすじネタバレ・感想を追記してお届けします⇓⇓
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