今回はエールの111話(第23週)11月16日月曜放送のあらすじについて放送後の詳細ネタバレを紹介します。
<エール111話のあらすじネタバレ詳細>
劇作家の池田の脚本で裕一が音楽を担当したラジオドラマ『君の名は』は昭和27年の放送が開始され、後世にも語り継がれることになる伝説的な作品になります。
その頃になるとアメリカによる戦後の監視体制も徐々に緩和されてきていて、自由にドラマ作成もできるようになっていました。
劇作家である池田の想いは骨太な社会派ドラマの制作で、佐渡と東京と志摩のそれぞれでの3家族の戦後を描こうと意気込んでいたのです。
ところが放送が始まると、池田の想いとは裏腹になかなかラジオ聴者の評判を得ることができないまま半年が過ぎます。
そんなある日に問題が起こります。
当時はラジオドラマも生放送で『君の名は』は例外ではありませんでした。
ところが放送予定の4時間前になって、主要声優の2人が病気になって放送局に来れないこととの知らせが池田に伝えられます。
予定していた声優が出演できないと聞かされた池田は急いでふたりの出番がない脚本に書き変えます。
しかし、脚本を変更したことで効果音の準備もやり直しになってしまったのです。
それを知った裕一は不満を口にする効果音担当の春日部を助けようと次々とアイデアを出して何とか準備を整えることが出来たのでした。
そして放送開始30分前になり、またしても問題が起こってしまいます。
血相を変えてスタジオに駆け込んできた放送局員の重森。
彼に耳打ちされた池田がにわかに声を荒げて激怒しはじめました。
重森は、池田が急遽書き変えた脚本で出番が増やしていた子役たちがおたふく風邪でスタジオに来れなくなったことを知らせたのでした。
主要声優のふたりと子役たちが出演できなくなったことで出演できるのは重樹と真知子役のふたりだけになっていました。
重森はその日の放送は無理だと諦めようとしますが、池田は放送に穴を空けまいと必死に頭をフル回転させて考えます。
そして池田が苦肉の策として捻りだしたストーリーは”何度もすれ違ってふたりが会えない恋愛物語”だったのでした。
そうして、ふたたび池田が書き直した脚本で予定通りに放送がはじまりました。
池田の機転で何とかその日の放送に穴を空けずに済み安堵した関係者たち。
ところが、その付け焼刃的につくりあげた”すれ違い”物語が皮肉なことにラジオ聴者の評判を呼びおこし大人気をはくしたのです。
しかも、ラジオドラマ放送が続いているにも関わらず、異例の映画化まで決定されてしまうのでした。
ラジオドラマだけでなく映画も大ヒットになった『君の名は』は社会現象まで引き起こすほどの影響力を発揮することになります。
苦し紛れの物語展開が思いがけない大反響を呼びこんでしまったことを素直に喜べずに戸惑いを隠せずにいた池田。
しかし、裕一から素晴らしい作品をつくっているのだから世間の評価を素直に受け入れれば良いと諭されて池田もようやく納得します。
一方、その頃になると裕一の娘で看護婦を目指していた華は専門学校を卒業して病院で忙しく働くようになっていたのでした。
◇次回朝ドラ↓↓
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