2024年後期のNHK朝ドラ「おむすび」のネタバレ,あらすじを最終回結末まで吹きだしプラスでお送りします。
主役の米田結のキャストは、橋本環奈(はしもとかんな)さん。NHK朝ドラ「おむすび」にはモデルはいません。脚本は「監察医朝顔」やドラマ10「正直不動産」などで有名な根本ノンジさんで彼の書き下ろしたオリジナルストーリーになります。
では、吹き出し付きでおむすびの最終回結末までネタバレしていきます。
- ネタバレ1週あらすじ【風見亮介!書道部先輩にときめく結
- ネタバレ2週あらすじ【ギャルってなんなん?6話-10話:10/7~11
- ネタバレ3週あらすじ【夢ってなんなん?11話〜15話10/14~18
- ネタバレ4週あらすじ【うちとお姉ちゃん16話-20話10/21-25
- ネタバレ5週あらすじ【9年前神戸の壮絶過去!姉の親友真紀の死
- ネタバレ6週あらすじ【うち、ギャル、やめるけん 26話~30話11月4日~
- ネタバレ7週あらすじ【おむすび,恋をする 31話‐35話
- ネタバレ8週あらすじ【さよなら糸島ただいま神戸 36話-40話
- ネタバレ9週あらすじ【矢吹沙智の過去! 41話-45話
- 10週ネタバレあらすじ【孝雄と美佐江と歩の溝46話-50話人それぞれでよか
- ネタバレ15週!!子供出産,育児と仕事に悩み学校給食にモデル松丸奬
おむすび全体のネタバレ,あらすじ
平成・令和の荒波を、たくましく突き進むヒロイン──。彼女は、自分らしくポジティブに生き、周りにどう思われるかではなく、自分を思いっきり楽しんでゆく! そう、彼女は“ギャル”である。
彼女は、あることがきっかけで“人のために役立つ喜び”に目覚める。そして目指したのは、“栄養士”だった。「人は食で作られる。食で未来を変えてゆく」。はじめは、愛する家族という身近な存在のために。そして、仕事やコミュニティーで巡り合う人たちのために。さらには、全国に住む私たちの幸せへと、その活動の範囲を広げていく──。
どんなときでも自分らしさを大切にする“ギャル魂”を持ち続け、激動の平成から令和であっても、思いっきり楽しみ、時に悩みながら生きていく物語。この“やっかいですばらしい世界”を、明るく楽しくパワフルに駆け抜けます!
参照:https://www.nhk.jp/
おむすび週間ネタバレあらすじ
1週あらすじ おむすびとギャル
【あらすじ】平成16年(2004年)。舞台は福岡県糸島。主人公の米田結(ゆい)(橋本環奈)が高校に入学する日から物語スタート。結はクラスメイトの恵美(中村守里)の勧めで書道部に行ってみることに…。放課後、海に落ちた帽子を拾った結は、鬼怒川の河童こと四ツ木翔也(佐野勇斗)と出会います。さらに博多ギャル連合(通称ハギャレン)から勧誘された結は、姉・歩(仲里依紗)のギャル時代を思い出して苦い気持ちになり…。
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おむすびネタバレ1週あらすじ風見亮介!書道部先輩にときめく結
◆おむすび2週ネタバレあらすじ予告です。タイトル「ギャルって何なん?」
「緊急招集」というメールの件名を目にした結は、天神へと急ぐ。到着すると、ルリが笑い声を上げていた。彼女は結が本当に来るかを賭けていたのだ。結の驚きに対し、ルリはギャルの掟を三つ掲げる。「仲間の呼び声には応えるべし」「他人の目は気にせず、自らの好きを貫くべし」「決してダサいことは避けるべし」。結は言葉を飲み込み、ただ唖然とする。
家に帰ると、まさとが遅い帰宅に怒っていた。部屋に戻った結に、ルリからのメールが届いていたが、解読できなかった。翌日、学校で理沙にそのメールを見せると、「今日は急な呼び出しでごめんね」と書かれていたと教えられる。理沙はそれがギャル文字であると説明し、「慣れれば読める」と励ます。
そこから、結の二重生活が始まる。平日は学校で書道部員として、週末はギャルの友達として過ごす。土曜日、ゲームセンターでルリたちは「糸島フェスティバル」での「アマチュアパフォーマンス大会」への出場に興奮していた。結もパラショーへの参加を誘われるが、断る。
ある夕方、まさとは結の帰りを心配し、駅まで迎えに来ていた。結は「私を信じられないの?」と問いかける。まさとは、アユミが夜遅く帰宅したことがあると言い、結は「私は姉とは違う」と涙ながらに答える。
結が堤防で一人空を眺めていると、ルリと理沙が現れる。ルリは結をパラパラに誘うが、結は「姉が嫌いだからギャルも嫌い」と断る。米田家では、アユミのせいで両親が喧嘩し、家はいつもピリピリしていた。アユミが18歳で東京に行ってから家は平和を取り戻したが、最近父は結を心配するようになった。
数日後、放課後の体育館で風見は野球部応援用の横断幕に「一致団結」と書き上げる。横断幕が完成し、結は晴れやかな気持ちになる。結の糸島東高校と福岡西高校の試合当日、一塁側の応援席にはその横断幕が掲げられていた。
風見は福西の1年生に優れたピッチャーがいると解説する。そのピッチャーはメガネをかけた翔也だった。試合は9回裏、3対3で進行し、ノーアウト満塁のサヨナラチャンスが訪れる。ピッチャーが翔也に交代し、彼の球速145キロの速球であっという間に2アウト。結の幼なじみ、古賀陽太が代打で登場するが、平凡なフライでアウトとなり、試合は延長戦へ。
翌朝、新聞には「福西10回表に大量得点 13対3」「福西のヨン様、誕生!」との見出しが躍る。夕方、結が堤防で考え事をしていると、ランニング中の翔也が現れる。結は「あなたはすごい選手だと聞いた」と言うが、翔也は「全然、スタミナがない。短い回ならいい球を投げられるけど、長い回は無理」と答える。翔也は急いで寮に戻り、そして大量のいちごを持って戻ってくる。翔也の家族は栃木でいちご農家を営んでいた。
結が帰宅していちごを洗っていると、佳代がまさとについて話す。「姉が家を出たのは自分のせいだと思っている。結のことを心配しているのは、後悔したくないからだろうけど、迷惑だ」と。
土曜日の早朝、結は久しぶりに農園を手伝う。仕事を終えると、理沙から電話がかかってくる。理沙はルリと連絡が取れないと言い、もし連絡があったら教えてほしいと頼む。
その頃、ルリは天神の交番にいた。深夜に一人であゆみあゆみアユミいていたところを保護されたのだ。警官に両親の携帯番号を教えるが、繋がらない。ルリは「父は中国に出張中で、母は東京で仕事中だから、どうせ出ない」と言う。
しばらくして、結の携帯にルリからメールが届く。愛子がそれを見て、ギャル文字で「天神駅前交番にいるから、すぐ来て」と書かれていることを知る。
交番に着いた結は、涙を流すルリを見て「私はこの人の友達です」と言う。理沙と鈴音も到着するが、警察は未成年者を引き渡せないと言う。その時、愛子が到着し、「米田と申します。娘とその友達が迷惑をかけました。必要な書類は何でも書きます」と言う。
公園へと足を運び、結はなぜ自分が交番にいることが分かったのかを問う。答えは母親の知恵、「娘のアユミの時にギャル文字を一緒に学んだのよ」と優しく語られる。ルリ達は頭を垂れ、愛子の姿が遠ざかるのを見守る。
ルリは不快な気持ちを抱かせてしまったことに対して謝罪する。そんなルリに対し、結は新たな願いを込めて「パラパラ、私にも教えてくれない?」と申し出る。このやり取りは、互いの絆を深め、新しい交流の扉を開く一あゆみあゆみアユミとなる。
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おむすびネタバレ2週あらすじギャルってなんなん?6話-10話:10/7~11
◆おむすび3週ネタバレ「夢って何なん?」
週末、結は、父には内緒でパラパラダンスの練習に励んでいた。書道部の練習と偽り、ギャルとしての一面を隠しているのだ。北村有起哉扮する父・まさとは、いちご農家の井出康平(須田邦裕)から、地元食材を活かした糸島フェスティバルのイベント協力を求められるが、将来的に神戸への帰還を考えているため、この申し出を断る。
カラオケボックスでの一幕。田村芽実演じる理沙は、浜崎あゆみの歌がギャルの魂に響くと熱弁を振るい、いつかギャルの歴史を本にする夢を語る。一方、岡本夏美の鈴音はネイリストを、珠子はダンサーを、ルリは社長を目指している。夢に向かって進む彼女たちの中で、結は家業の農園を継ぐことを自然な流れとして受け入れていた。
しかし、その夜、菅生新樹演じる陽太が結を尾行し、帰宅が遅いことを心配するまさとに、結との交際を装って彼女を守ろうとする。この行動が原因で、まさとと松平健演じる祖父・永吉との間に亀裂が生じ、まさとは酒場へと足を運んでしまう。家に残された家族は、永吉の過去の話に花を咲かせる。かつて大型トラックの運転手だった永吉は、家業を継ぐも、大阪万博の際には長期間家を空けていた。彼は、その間に困っている人を助けていたと語る。
永吉の話は続き、大きな出来事があるたびにトラックで出かけ、「浅間山荘の鉄球がついたクレーンを用意したのは私だ」と豪語する。まさとは、家族を置いて出かける永吉を許せず、さらには母・佳代(宮崎美子)が貯めた大学資金を使い込んだことも許せなかった。まさとは糸島と農業を愛していたが、高校3年の時に神戸への移住を決意し、家を出た。
その後、まさとは井出から糸島フェスティバルの実行委員を引き受けたというお礼を受けるが、これは永吉が勝手に話を進めたものだった。結は風見亮介(松本怜生)から野菜染めに興味を持たれ、祝日には彼と共に佳代から野菜染めを学ぶ。風見は野菜染めの布に字を書くことを考え、「自由な書道を伝える書家になりたい」と夢を語り、結にも夢を問う。結は「農家を継いで、平穏無事に生活することが夢です」と答える。
一方、天神では派手な女性たちによる金銭トラブルが発生し、瑠梨たちはその見た目から警察に疑われる。愛子は、まさとの不在を利用して、彼女たちにパラパラの練習場を提供する。結は一貴山駅で荷物に苦労する女性を助け、福岡西高校糸島寮まで案内する。その女性は翔也の母・幸子であり、感謝の意を示すためにイチゴを結に渡す。
翔也はメジャーリーグを目指しており、「四ツ木翔也のサクセスロードマップ」を持っている。彼は夢を叶えるために努力していると結に語る。結は「夢がなければいけないのか」と自問する。
土曜日、結とハギャレンの4人は、恐喝するヤンキーギャルたちを目撃する。珠子は「私たちと間違えられて迷惑している」と不満を述べるが、外見だけで判断されることの問題を指摘する。
ヤンキーギャルたちが、他人の目には同類に映るかもしれないと笑い交じりに言い残し、その場を去った。それに対して、結は力強く「それは違います!」と声を上げた。彼女は続けて、「私たちは決して他人に迷惑をかけるようなことはしません。そういった行為をしないというのが、私たちの間の掟なのです」と主張した。その時、警官が到着し、ヤンキーギャルたちは警察に連れて行かれた。
そしてその夜、予期せぬことに、姉のあゆみが米田家へと戻ってきたのだった…。
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おむすび3週ネタバレあらすじ夢ってなんなん?11話〜15話10/14~18
◆4週ネタバレあらすじ「うちとお姉ちゃん」
変貌した伝説のギャル
伝説のギャルと呼ばれる結の姉・アユミ(アユミ)。
今は東京に住むアユミが、突然、糸島へ帰って来ました。
黒髪で清楚な雰囲気に変貌したアユミは、帰ってきた理由を一切語りません。
アユミの帰郷は一瞬で町の噂となるのでした。
アユミの態度に激怒する結!
アユミの噂を聞きつけ米田家に押しかけてきたハギャレンのメンバーたち。
皆は初めて会ったハギャレン初代総代のアユミを崇め、ハギャレン再興への熱い思いを語ります。
しかしアユミは「ギャルとかもうやめな。 チョーダサいから」と痛烈な言葉を浴びせました。
その態度に激怒した結は、アユミをなじるのでした。
「お姉ちゃんみたいな生き方がイヤ!いくらつらいことがあったからって、好き勝手やって家族に迷惑かけたくないの!」
ハギャレンはダサくなんてない!
結が海辺でたたずんでいると、ハギャレンのメンバーがやって来ました。
アユミに否定されて落ち込む彼女たちはハギャレンの活動を終わりにすると告げ、トボトボと帰って行ったのでした。
それから数日後、結はメールでハギャレンのメンバーを呼び出しました。
「ハギャレンはダサくなんてない! それをイベントで証明しよう!」
結が熱く訴えると、メンバーの顔に笑顔が戻ったのでした。
誰も結だと気づかない?!
糸島フェスティバル当日。
結はハギャレンのメンバーと共に、ド派手なメイクと衣装で特設ステージへ。
練習を重ねたパラパラを披露し、詰めかけた観客を大いに沸かせたのでした。
一方、会場の片隅には結からメールをもらったアユミが、楽しそうに踊る結たちを見つめていたのでした。
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おむすび4週ネタバレうちとお姉ちゃん,あらすじ16話-20話10/21-25
◆5週あらすじ「あの日のこと」
多分、あの日から・・・
糸島フェスティバルで、ハギャレンのギャルたちと一緒に会場を沸かせた結。
そこに高校球児・翔也が現れました。
「感動した!」と声を上げた翔也でしたが、いつもは結が寂しそうな顔をしているのはなぜかとたずねます。
すると結は「多分、あの日から・・・」とつぶやきました。
その日とは、最大震度7を記録した都市直下の大型地震『阪神・淡路大震災』が起きた9年前の1995年1月17日のことだったのでした。
震災の記憶が明らかに
9年前に神戸で住んでいた結は、震災で体験したことを翔也に語り始めました。
何気ない幸せがあふれていた前日までにこと。
寝静まる早朝の大きな揺れの時のこと。
避難所でおむすびをもらった時のこと。
親友の真紀が亡くなったと告げられた姉・アユミが崩れ落ちた時のこと。
糸島から祖父・永吉がやって来て、家族で糸島に向かったこと。
結は震災時の壮絶な記憶、そして糸島で暮らし始めてからのことなど、思いのたけを翔也に話すのでした。
ショックを受けるまさと
祖父・永吉の呼びかけで『糸島フェスティバル』の打ち上げが米田家で行われることに。
実行委員会関係者をはじめ、ハギャレンのメンバーや翔也も駆けつけました。
その席で泥酔した父・まさとは、結がギャルたちの仲間だったと初めて知って愕然とします。
「これじゃ、 アユミと同じやないか・・・」
まさとは震災時に家族を後回しにして神戸の人々を助けていたことが原因でアユミが不良になってしまったと嘆くのでした。
一方、結はあることを決意していたのでした。
6週ネタバレ「うち、ギャル、やめるけん」
結が倒れる
ギャルをやめて元気がない結に対し、翔也(佐野勇斗)は「来年、甲子園に行って一生懸命やる意味を教える」と伝えます。
そんな中、結が過労で倒れ、翔也が結を病院に運びます。
**アユミ(仲里依紗)の過去**
その夜、アユミは結の無事を知って涙します。その晩、アユミは抱えている思いを結に話します。
親友の真紀(大島美優)と東京でギャルになることを約束しましたが、かなわなかったため、アユミは糸島でギャルになったのだと言います。
真紀は高校卒業後に雑誌モデルになるのが夢でした。だからアユミは真紀の代わりに生きてきたのです。
アユミは大女優と糸島で噂されていましたが、実際は雑誌モデルやカラオケビデオの撮影モデルなどをしていると明かします。
結は、「代わり」ではなく、アユミが亡くなった真紀と一緒に生きてきたのだと思いました。
アユミに手伝ってもらい、結は再びギャルの姿になり、「ギャルやりたい!書道もやりたい!」と家族に宣言します。
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米田結は、夜明けと共に農作業に精を出し、祖母佳代と母愛子の手を借りていました。父聖人も、二日酔いが治まると共に、農園での仕事に加わりますが、前夜の酔った発言は覚えていません。結は、週末だけでなく、学校が終わった後も畑の手伝いをすると決意し、書道部を辞めることにしました。
その夜、家族が集まり、姉のあゆみが提案する神戸への家族旅行について話し合います。祖父永吉は反対しますが、愛子と佳代は、子供たちが安心して帰れる場所であれば、糸島でも神戸でも構わないと意見します。聖人は、神戸で理髪店を開く夢を持ちつつも、それが容易ではないと感じており、地元糸島を盛り上げたいという願いを持っています。
結は姉の勝手な行動に反発し、神戸への移住には反対します。高校卒業後も糸島に留まると決意し、その反発から一層畑仕事に打ち込むようになります。
糸島フェスティバルで新たに加わった仲間たちとゲームセンターで過ごす中、あゆみが結の話を聞きに来ます。クラスメイトの柚木理沙は、結がギャルになったことを父親に知られることを最も恐れていると推測します。真島瑠梨は、あゆみが自分を偽物のギャルだと言った意味を問いただしますが、あゆみは他の人たちが自分よりもギャルを上手に演じていると答えます。
昼寝中の永吉のもとに、若い男性が訪れ、大女優アユさんの付き人であると名乗ります。アユさんの失踪により現場が混乱していると伝えます。永吉の誇張により、あゆみが東京で大女優として活躍しているという噂が広まり、家の周りには群衆が集まります。
結の幼なじみである古賀陽太は、噂に半信半疑であり、結は黙々と作業を続けます。あゆみは佑馬を振り切り、大河内明日香の家に滞在し、カフェバー「HeavenGod」でアルバイトを始めます。
母親から送られてきたイチゴジャムを手渡された結は、ギャルや書道を含むすべてを諦める決意を固めます。一生懸命努力しても無意味だと感じ、いずれはすべてが消え去ると考えています。
ある日、学校からの帰り道で、理沙からプレゼントを受け取ります。中にはハギャレンの思い出が詰まった手作りのプリ写真帳が入っており、結の目には涙が浮かびます。
翔也に呼ばれた結は、泣き顔を見られないように帰ろうとしますが、翔也は来年、自分がチームのエースとして甲子園を目指すと宣言します。結はその意味を証明することに疑問を感じながらも、翔也の夢を応援し、その場を去ろうとしますが、倒れてしまいます。
疲労困憊で医師の診断を受けた結は、翔也の車で自宅に帰り、自分の部屋で安らかに眠りにつきました。結の安否を心配し、急いで駆けつけたあゆみは、安眠している結の姿を見て安堵の涙を流しました。結は目を細め、夢の中で神社で迷った際にあゆみと真紀が救いに来てくれたことを話し始めました。夜になり、佳代は結のために栄養満点の大豆とトマトのスープを手作りし、結のもとへと運びました。そのスープを一口飲んだ結は、幸せそうに微笑みました。
「体中に栄養が満ちていくようだ」と感じながら、結はスープを飲み干しました。その時、あゆみが部屋に入ってきて、明日東京での撮影に戻ること、そして神戸に戻りたい理由を聞いてほしいと切り出しました。
「真紀ちゃんのお墓参りに行きたかったんだよ。一人では行けなかったけど、みんながいれば、もしかしたら行けるかもしれないと思って」とあゆみは打ち明けました。真紀の夢は高校卒業後、東京で雑誌モデルになることでした。あゆみは真紀と共に東京でギャルになることを誓いましたが、それは叶わなかったのです。糸島に移り住んだあゆみは、真紀が成し遂げようとしていたことを自分が引き継ぐ決意を固めました。
「私がやってきたことは、すべて真紀ちゃんが望んでいたこと。ただ、彼女の代わりに生きていただけだった」とあゆみは語ります。
翌朝、結が倒れたという知らせを聞き、瑠梨たちが駆けつけました。あゆみは自分が大女優だという噂が広まっていることを知り、家族と瑠梨たちを「スナックひみこ」に連れて行きました。そこで流れるカラオケビデオには、ギャル姿のあゆみが映っていました。東京でのあゆみは、最初は雑誌のモデルとして活動していましたが、やがて事務所を移り、撮影モデルとしての仕事を続けていました。
家に戻った結はあゆみに向かって言いました。「お姉ちゃんは、真紀ちゃんの代わりではなく、彼女と共に生きてきたように見える」と。真紀との約束を果たし、ギャルを楽しんだあゆみを羨ましく思った結は、「ギャルのふりをしていただけで、本当にやりたいことは何もない」と打ち明けました。しかし、あゆみは「それは違うよ。子供の頃を覚えていないの?可愛い服を着たり、髪を結んだりするのが大好きだったじゃないか。我慢する必要はない。子供の頃のように、思いっきりやりたいことをすればいい」と励ましました。
結は自分の本当にやりたいことを考え始めました。すると、糸島フェスティバルでのパラパラダンスが思い出されました。あゆみの助けを借りてギャルファッションに身を包んだ結は、聖人と愛子の前で宣言しました。「ギャルをやりたい。それに書道もやりたい。これからもっとやりたいことが見つかるかもしれないけど、それも全部やってみたい」と。聖人と愛子は、門限を守り、家の手伝いをすることを条件に、結の望みを受け入れました。
「迷惑をかけないと約束できるなら、好きなことをしていい」と彼らは言いました。あゆみは東京での仕事を終えたら、糸島に戻ることを笑顔で約束しました。
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◆7週「おむすび、恋をする」
結(橋本環奈)は再びハギャレンの活動を再開
結は倒れたとき助けられたお礼として翔也(佐野勇斗)のために弁当作りに奮闘します。本を読み、佳代(宮崎美子)に教わりながら、指を絆創膏だらけにして作りました。
しかし、野球部の監督から、野球部の寮で栄養管理されている翔也が結の弁当を隠れて食べたことで体重が増えすぎたことを知り、結は監督に謝ります。
その後、翔也は結に謝罪します。翔也は、結が一生懸命やっても意味ないと言っていたのに毎日作ってくれたから残さず食べたと言います。結は、真っ直ぐな翔也に恋をし、告白しようとしますが、翔也は「甲子園に行ったら俺が好きだと告白する」と言います。2人はメル友になります。
結は栄養の勉強を続け、翔也が甲子園に出場できないまま、高3の夏を迎えます。翔也がエースで4番として活躍する福岡西高校は、県予選の決勝で惜しくも敗退します。
翌日、翔也は結を呼び出し、「3年間、社会人野球で結果を出して、必ずプロになる。そしたら、俺は米田結に好きだって告白する」と宣言します。
その後、結は栄養士を目指すことに決め、神戸の専門学校に入学を決めます。理髪店を再開したいまさと(北村有起哉)ら家族も神戸に行くことに。祖父母は福岡に残ることになりました。
放送後詳細⇓
◆8週「さよなら糸島 ただいま神戸」
結は震災後12年が経過した神戸に引っ越す
まさと(北村有起哉)たちの新しい理髪店は「ヘアサロンヨネダ」と命名され、結たちの新居は店舗の上の賃貸です。
日曜日、大阪の社会人野球の名門・星河電器に入社した翔也(佐野勇斗)は、まさとに「結さんと結婚前提にお付き合いさせて頂いています」と挨拶し、まさとは茫然自失。
結が神戸栄養専門学校に通う初日、教室では自己紹介がありました。矢吹沙智(山本舞香)はスポーツ専門栄養士を目指しており、湯上佳純(平祐奈)は「栄養で世界を救う!」と意気込みます。45歳の森川学(小手伸也)は激務で入院したときに栄養士に出会ったと話します。結にとって2年間、この3人と同じ班で実習をすることになります。
栄養士の資格は学校を卒業すれば取得できるため、授業は多岐にわたり、結はついていくのが大変です。難易度の高いスポーツ専門栄養士を目指す沙智は、結や佳純となじもうとしません。
ある日、沙智が班の組み直しを依頼し、石渡講師が各班に献立作りの課題を出します。結たちはなんとか協力して作り終えます。
石渡は、社会人になったら気の合う人ばかりでないからと班をそのままにします。結と佳純と森川は打ち解けますが、沙智の態度は相変わらずです。
1か月後、神戸にアユミ(仲里依紗)が帰ってきます。
詳細⇓
◆ 9週「お姉ちゃん、ふたたび」
**アユミ(仲里依紗)は古着のバイヤーになっている**
中学の同級生の店に服を卸しているため、時々、神戸にも来ていました。
ある日、アユミは真紀(大島美優)の墓参りに行きますが、真紀の父・孝雄(緒形直人)から「もうここには来んといてくれ」と言われてしまいます。
一方、結(橋本環奈)は翔也(佐野勇斗)のため、社食のメニューを組み合わせて1週間の献立を作ります。
そんな翔也はまさと(北村有起哉)から「これから君の髪は俺が切る。その代わり、結を絶対に悲しませるな」と言われます。
その後、父に進路を反対された湯上佳純(平祐奈)が米田家に逃げ込んできます。佳純の家は代々医者で、姉も兄も医者ですが、佳純は栄養士になって沢山の人を救いたいと思っていました。佳純は泊まることに。
夜のうち、愛子(麻生久美子)が佳純の父と話し、父は娘に苦労させたくないと思っていました。翌日、愛子は佳純にちゃんと家族と話すよう促します。
一方、結も矢吹沙智(山本舞香)から「支える支えるって善意の押し付け」と言われてしまいます。その後、結は翔也のための献立がアスリートにとって不足していると気づき、反省して涙します。
月曜日、沙智は結たちに自身の苦い過去を話します。陸上選手だった沙智はコーチの知識不足の指導で摂食障害、疲労骨折、貧血などで入院しました。自分のようなアスリートを出さないためにスポーツ専門栄養士を目指していたのです。
「真剣にやっているのにギャルとかなめんな」という沙智。
しかし結は「サッチンはギャルやん。好きなことを貫いてるからギャルやろ」と言います。
沙智は笑います。
結は同じ班のみんなを誘って、プリクラを撮りました。
詳細⇓⇓
◆10週「人それぞれでよか」
時は2007年(平成19年)7月。「さくら通り商店街 夏休みこども防災訓練」が開催されることになり、結(橋本環奈)は炊き出し隊長を頼まれる。
結はまさと(北村有起哉)、愛子(麻生久美子)、美佐江(キムラ緑子)、福田(岡嶋秀昭)、高橋(内場勝則)、夏摘(田畑志真)から震災当時に避難所でどんなものを食べていたのかを聞く。3日目以降、パンやおむすびばかりで食物繊維が取れず、菜摘は便秘になるなど体調不良者が続出。そんな時、孝雄(緒形直人)が買い置きの乾燥わかめや豆類の缶詰を提供してくれたという。
その晩、アユミ(仲里依紗)は孝雄から、修理したまさとの靴を受け取る。その出来栄えに驚いたアユミは、中古の靴を仕入れて孝雄にカスタムしてもい販売する商売を思いつく。
愛子は孝雄がやる気になったら美佐江と仲直りできるかもしれないという。もともと孝雄と美佐江は、震災から1年後、2人で協力して商店街にアーケードを完成させた仲なのだ。
結は孝雄と美佐江に仲直りしてもらいたいと思い、美佐江を訪ねる。美佐江は兄夫婦を震災で亡くしていた。それでも生きていかなくてない。いつまでも心を閉ざす孝雄を見ているとイライラするという。
一方、アユミが孝雄に会いに行くが、孝雄から「やめてくれ。あんたを見ると真紀を思い出す」と言われてしまう。話を聞いたまさとが孝雄の元に行く。孝雄がアーケード完成を頑張ったのは娘が賛成していたからだという
防災訓練の前日。打ち合わせにて、孝雄を呼ぼうという話になり、美佐江が反対した。まさとが人によって違うことを訴える。そして結は、立ち直る時間は人それぞれなことを野菜の収穫時期の違いに例えて一生懸命に話をする。
結は「やけん、野菜もそれぞれなように、人それぞれやないかなって」と訴えた。
防災訓練の当日。結の専門学校の仲間も手伝ってくれた。そんな中、孝雄も手伝いにやってきた。美佐江が呼んだのだ。美佐江の娘・菜摘は孝雄に震災当時の差し入れを感謝した。
第10週目の「それぞれの道」では、2007年7月、結(演:橋本環奈)が「さくら通り商店街 夏休み子ども防災訓練」の炊き出し隊長を任される。彼女はまさと(演:北村有起哉)、愛子(演:麻生久美子)、美佐江(演:キムラ緑子)、福田(演:岡嶋秀昭)、要蔵(演:内場勝則)、夏摘(演:田畑志真)に震災時の避難所での食事について尋ねる。その結果、食物繊維が不足していたことが明らかになり、孝雄(演:緒形直人)が提供した乾燥わかめや豆類の缶詰が大きな助けとなったことを知る。
その夜、アユミ(演:仲里依紗)は孝雄から修理されたまさとの靴を受け取り、その品質に感銘を受ける。彼女は中古の靴を仕入れ、孝雄にカスタマイズして販売するビジネスを思いつく。愛子は、孝雄が元気を取り戻せば、美佐江との関係も修復できるかもしれないと考える。孝雄と美佐江は、震災後1年で協力して商店街にアーケードを建設した仲だった。
結は二人の和解を願い、美佐江を訪ねる。美佐江は震災で兄夫婦を失っていたが、それでも前を向いて生きていく決意を持っていた。一方、孝雄は過去に囚われ、心を閉ざし続けていた。
防災訓練の前夜、打ち合わせで孝雄を招く話が出るが、美佐江が反対する。まさとは人それぞれの違いを尊重するべきだと主張し、結は立ち直る時間が人によって異なることを、野菜の収穫時期の違いに例えて熱く語る。
結は「だから、野菜のように、人もそれぞれ違うんじゃないか」と訴える。
防災訓練当日、結の専門学校の仲間たちも協力を申し出る。そして、美佐江の呼びかけに応じて孝雄も参加する。美佐江の娘である菜摘は、震災時の孝雄の支援に感謝の意を表す。
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◆11週「支えるって何なん?」
防災訓練の打ち上げが行われている最中、突然、アユミの付き人である佑馬(一ノ瀬ワタル)が現れます。彼は仕事のためにどうしてもアユミ(仲里依紗)をロサンゼルスに連れて行く必要があり、迎えに来たのです。結(橋本環奈)は、翌日出発するアユミの代わりに、彼女が仕入れた大量の靴を持って孝雄(緒形直人)を訪ね、修理を依頼します。
翌朝、アユミが旅立つ前に真紀のお墓参りに行くと、孝雄が現れてカスタムした靴を見せてくれました。残りの靴も修理してくれると言い、少しだけ笑顔を見せました。
2008年(平成20年)4月。結たちは専門学校の2年生(最終学年)となり、就職活動が本格的に始まります。一方、翔也(佐野勇斗)は変化球を身につけ、エースの澤田とともにプロ注目の選手となりました。
結は黒髪に戻し、スポーツ栄養に関わる企業を受けますが、うまくいきません。佳純(平祐奈)は東京の病院から、沙智(山本舞香)は陸上競技が強い食品会社からそれぞれ内定をもらいます。
同年8月。星河電器は社会人対抗戦で準優勝し、澤田の活躍が注目され、ドラフトの目玉選手となります。数日後、結衣と翔也は中華料理店でお祝いをします。翔也は「来年、俺も澤田さんの後に続く。そしたら結婚しよう」と雰囲気ゼロのプロポーズをします。結はやり直しを命じます。
その中で、アスリートにとっての食事の重要性を知る澤田が、星河電器の中村監督に野球部専任の栄養士を雇用するよう提案します。
同年10月。プロ野球ドラフト会議で澤田が指名されます。ある日、結は翔也と澤田と3人で星河電器の社員食堂で話します。そして澤田から社員食堂で働いて欲しいと頼まれます。監督と相談し、野球部専任は無理だが社員食堂なら可能だと言います。澤田は結が翔也のために作った献立を高評価していました。しかし、結はコネ入社のように感じて悩みます。
10年以上前に離婚した森川(小手伸也)は調理師の女性と再婚し、2人で弁当店を開くことに決めました。森川や佳純、沙智に背中を押された結は星河電器を受けることにし、その結果、採用されることになりました。
2009年(平成21年)4月。結が初出勤します。社員食堂の同僚には調理師の立川周作、若手調理師の原口直哉、パートの大堀多恵、小堀祥子、酒井則夫らがいます。
結が「今日から栄養士として働かせてもらうことになりました。皆さんどうか…」と挨拶していると、立川が「先に言っておくけど、うちに栄養士なんかいらないよ」と遮ります。
◆12週「働くって何なん?」
2009年(平成21年)4月。結(橋本環奈)は星河電器に入社し、茨木支社にある社員食堂での勤務を始めます。結は栄養士として、献立の作成、施設の衛生管理、食材の発注・管理などを担当します。しかし、東京のホテルで腕を磨いた調理師の立川は、結の存在を全く認めていません。結は若手調理師・原口の指示に従い、仕込みや皿洗いなど雑用を必死にこなす日々が続きます。
1週間後。結は、立川にメニューの味の濃さやラードの使用量の多さを指摘します。結は「このままラードをたくさん使うメニューでは、野球部のためにならないと思います。だから、メニューを一から見直してみませんか」と伝えます。すると、立川は「じゃあ、俺、辞めるわ!」と激怒。谷岡部長がなだめ、結も謝ります。そうして「今回だけは」と、ようやく立川の怒りが収まりました。
翌朝。結は、原口から立川に朝までカラオケに付き合わされたと聞きます。原口は自分も結と同じことを立川に言って、今回以上にキレられた経験があることや、社員食堂のレシピは立川の頭の中にしかないことなどを語りました。結と原口は立川の調理工程を盗み見てレシピを書き留めることにします。
一方、翔也(佐野勇斗)は肩に異変を感じていました。自然治癒しない大きな怪我をしているのではないかと不安になりますが、そのことを結に言い出せず、怖くて病院にも行けませんでした。
ある日、福岡のIT企業でシステムエンジニアをしている陽太(菅生新樹)が、出張で神戸にやってきました。陽太は米田家に宿泊することに。母・愛子(麻生久美子)は陽太に教わりながら「ヘアサロンヨネダ」のホームページを作ろうとします。
そんな中、結と原口が立川のレシピをメモしていることがバレてしまい、書きためたノートを立川に取り上げられてしまいます。
結は「別に立川さんに逆らうとかじゃなくて、私は栄養士としてこの社員食堂のために役立ちたいんです」と告げます。
立川は「役に立ちたいなら言われたことだけやっとけ」と、話を取り合おうとしません。
一方、ホームページの必要性の有無で対立していた愛子とまさと(北村有起哉)は、結から立川の話を聞いて、自分たちの立場に置き換えて言い争いになります。愛子は「お店のために提案してるならいいことでしょ?」と言います。まさとは「いいことも何も、俺の店だ。どうしようが俺の勝手だろう」と話を取り合おうとしません。愛子は家出してしまいます。
翌日。立川は、今日の日替わり定食の献立を材料費200円以内で考えるよう指示します。結は原口に手伝ってもらいながらスコッチエッグの野菜添えの試作品を作り上げます。立川がOKを出して、ランチタイムの時間へ。しかし、手間がかかりすぎて調理が注文に追いつかなくなり、他の料理の提供にも支障が出ました。
ランチタイム終了後、立川は「今日11人の人がランチを食べられなかった。それだけ売上がマイナスってことだ。いいか? 働くということは金を稼ぐってことだ」と言います。許可した責任を取って立川が部長に謝りに行くと言います。結は深く頭を下げました。
翌日、結が愛子の代わりに理髪店を手伝っていると、ホームページを見たという客が次々にやってきました。家出した愛子が旅先でホームページを完成させ、公開していたのです。愛子が店に戻ってくると、まさとは愛子に謝り、2人は仲直りしました。
陽太は、実は自分は会社ではただのアシスタントだと結に明かします。「帰って色々考える」と言い、陽太は糸島に戻って行きました。
翌日。翔也から呼び出された結は、星河電器野球部のグラウンドに向かう。「どうしても結とキャッチボールやりてえんだ」という翔也。結はプロポーズのやり直しを期待する。しかし、なぜか山なりの緩い球を投げる翔也。「手加減せんでも」と結がいうと、翔也は「もうこういう球しか投げられんねえんだ」と答える。翔也は肩を壊してしまっていた。
◆13週「幸せって何なん?」
結は、翔也(佐野勇斗)から肩を壊して手術してもプロとして通用するのは難しいと診断されたと聞かされます。精密検査の後、実家に戻って今後を話し合うことになります。
翔也から連絡がないまま2週間が過ぎ、結はひたすら仕事に打ち込んでいます。
ある日、調理師の立川が、結と原口から取り上げたレシピノートを手に現れ、「続き、俺が書いた。改めて自分の料理をレシピにしてみたら、米田の言う通り味が濃いと俺も思った」と言います。
立川は栄養士の観点で献立を作り直してほしいと結に頼みます。
翌日、ようやく翔也から連絡があり、久しぶりに結は翔也に会います。翔也の肩は重症で、野球部を退部したと言います。
翔也は結に「俺はプロ野球選手になって結を幸せにしてやりたかった。でもこれじゃ幸せにすることなんてできない。だから別れてくれ」と告げます。
結は「分かった、じゃあ別れよ」と返答しますが、なぜかイライラしていました。
次の休日、結は佐久間菜摘(田畑志真)と気晴らしに大阪に出かけます。チャンミカ(松井玲奈)の古着店の2号店を訪ねると、そこには金髪でギャル男ファッションに身を包んだ翔也がいました。翔也は「どこに行ってもヨン様って言われるから、別な人間になりたくて」と話します。翔也の話を聞いた結は、ますます腹が立って「ギャル、なめんな!」と言って店を出ます。
土曜日、結は菜摘に誘われて合コンに行きます。結は酒に酔って、1人で店を出ます。翔也が野球をやめた今、何のために栄養士になったのかわからなくなっていました。
アユミ(仲里依紗)が久しぶりに帰国し、孝雄(緒形直人)の店を訪ねます。孝雄は、ギャルたちから「ナベベ」と呼ばれ、彼女たちのオーダーに精を出して応じていました。カスタム靴は売れに売れています。アユミは孝雄と2人で、真紀の墓参りに行きます。孝雄はギャルたちが明るくたくましく生きていることを知り、「毎日ギャルたちから元気をもらっている」と言います。
次の週末、結を心配するアユミ・愛子(麻生久美子)・まさと(北村有起哉)らに背中を押され、結は糸島に帰ることになります。 糸島では祖母の佳代(宮崎美子)と祖父の永吉(松平健)が結を快く迎えてくれます。 幼なじみの陽太(菅生新樹)は会社を辞め、同級生の宮崎恵美(中村守里)と付き合っていました。仕事は牡蠣の養殖業に取り組んでいます。 陽太は明るい笑顔で「糸島の海で育った牡蠣をたくさんの人に食べてもらって、故郷をもっと元気にする。それがこれからの俺の夢だ」と語ります。
結は翔也との出会いやこれまでのことを思い出していました。そこへ黒髪に戻った翔也が突然やってきます。
翔也はアユミと同世代のギャルOGたちにバーに連れて行かれ、そこに現れたアユミから「ギャルって自分を偽るためにやるもんじゃないよ。みんな好きでやってるの」とギャルの魂を叩き込まれたと言います。
さらにアユミは翔也に「大丈夫。これから何だってできる。あんた、生きてるんだから」と言います。
翔也は結に「ギャルなめてた。本当にごめん」と謝り、「これからは格好じゃなくてギャルの魂を持って、大好きな人と今この瞬間を大切にして、生きていくって決めた。そしたら1秒でも早くお前に会いたくなった」と語ります。
結は初めて震災の話をした時に自分のことみたいに泣いてくれた翔也を好きになったと話します。さらに「私は翔也に幸せにしてもらうなんて思ってない。2人で幸せになる。何があっても2人で幸せになるから、私と結婚してください」とプロポーズします。
翔也は目に涙を浮かべ、結の手をしっかりと握りました。
◆14週「結婚って何なん?」
結(橋本環奈)と翔也(佐野勇斗)は祖父・永吉(松平健)と祖母・佳代(宮崎美子)を連れて神戸に戻り、両親に結婚することを報告します。しかしまさとは猛反対。愛子も今の状態では賛成できないと言います。
結はまだまだ覚えることが多い新入社員であり、翔也は星河電器の野球部を退部しているからです。それに翔也の家族への話がまだでもあります。
まさとは「そういうことをきちんと話し合ってしっかり説明できるようになったら改めて話を聞く」と言います。両親の話を聞いた結は、翔也と結婚に向けて色々決めていこうと話します。
翌日、「ヘアサロンヨネダ」に突然、翔也の母・幸子がやってきます。幸子は「あの子を婿にするってどういうことですか?翔也から米田家の婿になるというメールが来たんです」と言います。
知らせを受けた結と翔也は、急いで帰宅します。
栃木でレディースをやっていたという幸子と元ヤンキーの愛子は火花を散らします。
翔也は婿養子になるつもりではなく、苗字を米田にするつもりだと幸子に説明します。自分が四ツ木姓を継がなくても兄が二人いること、そして米田結という名前が好きなことが理由だと話します。
もちろん幸子は納得できませんが、そのまま栃木に帰ります。
結と翔也は結婚に向けて節約し、貯金もしていきます。
そんな中、社員食堂で残菜調査をした結は、野菜の食べ残しが多いことを知ります。新鮮で栄養価の高い野菜を社員に食べてほしいと考える結は、輸入品の野菜ではなく、地元の規格外の野菜を使ったメニューを提供することを立川や原口に提案します。
一方、翔也は改めて総務部に配属されます。新商品の炊飯器の社内モニターを100人集めて様々な炊き方で炊いたご飯を食べ比べてもらい、アンケートを取って集計する仕事を任されます。翔也は各部署を回り100名集めます。
しかし、試食会当日になって製造部でトラブルが発生し、10名が来られなくなります。翔也は思い切って野球部に欠員のモニターを頼み、試食会は無事終了します。
後日、翔也は集計したデータをきっちり分類して提出します。
社食では、地元の業者から規格外野菜を安く仕入れられることになり、結は献立を改良します。地元の野菜と栄養バランスにこだわった日替わりメニューは毎日好評です。社員からは「体調が良くなった」という声もあります。
原口は結に礼を言い、上機嫌で鼻歌を歌う立川を指さして「あの人、今はもうすっかり米田さんのこと認めてるよ」と話す。
2010年(平成22年)元日。翔也と両親が米田家を訪れた。翔也は2人の給料でどう生活していくか、新居を家賃5万5000円の木造アパートに決めたことなどを伝え、幸子に「この間、初めて仕事を任されて、いろんな人の力を借りて、何とかやり遂げることができた。ちょっとだけ野球以外のこともやっていける自信が持てた」と話す。
結は栄養士という仕事について、「美味しいだけやなくて、それで誰かが元気になったり健康になったりするのって、うまく言えんじゃけど、ちょっとだけその人の未来みたいなもんを支えとう気がするんよ。こんなやりがいのある仕事はないやけん、うち 栄養士、一生続ける」とまさとたちに語る。
結婚を認めてほしいという2人をその場にいた 全員が祝福した。
正月休みの最終日。翔也は市役所に婚姻届を出しに行く前に、結を摩耶山(まやさん)の掬星台(きくせいだい)に連れて行き、ペアリングが入った箱を差し出す。それは結婚式を挙げない代わりに、翔也がお金を貯めて買ったものだった。
結は「ありがとう翔也」と感謝する。翔也は「今日から俺たち夫婦なんだな、よろしくな」と言った。
おむすびネタバレ,あらすじ最終回まで
ここからは、2024年後期の朝ドラ「おむすび」の吹き出し形式,会話方式でネタバレ,あらすじをお伝えしていきます。
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