この記事は朝ドラ『なつぞら』のあらすじネタバレの詳細です。
お昼の再放送をみるのを ひるぞら と呼んでるんですね!
今回は第2週(4月10日)に放映された「なつよ、夢の扉を開け」です。
<前回8話のあらすじ>
警察に保護されていたなつは泰樹たちが警察をつくころには既に逃げ出していました。
なつが帯広警察を抜け出したことを聞いた綱男はなつを引き取った時の話をし始めます。
東京でなつたちは警察の刈込にあって酷い目にあってきたのです。
なつと咲太郎は浅草の孤児院を収監され幼い妹の千遥と引き裂かれていました。
咲太郎たちが貯めた金銭も孤児院に没収されていました。
それを聞いた帯広の警察はなつは綱男のところが嫌になって逃げだしたのだと反論します。
雪月にもどってなつを引き取った話を続ける綱男。
東京の孤児院でなつたちを見つけ出して綱男は戦友の手紙をなつたちに手渡したのでした。
なつと咲太郎を引き取ろうと申し出た綱男。
でも咲太郎からなつだけを連れて行けと頼まれた綱男はふたりで北海道に戻ったのでした。
それを聞いた泰樹はなつが怒る前に諦めていると言います。
そして諦めることが唯一生き残る道だと悟っていると続けます。
警察から逃れたなつは十勝川のほとりで偶然にも釣りをしていた天陽に出会います。
陽平が天陽を迎えにきたときに家族をここで待つからと嘘をついてその場所に居残ったなつでした。
8話はここで終わり、そこからの続きで今回は2週9話のネタバレあらすじになります。
<なつぞら9話の視聴率は>
9話の視聴率は23.1%と番組最高視聴率でした。
前回8話から1.0ポイントアップです。
<なつぞら9話のあらすじ>
草刈正雄さん演じる泰樹さんの夢は、どこにも負けないおいしいバターを作ること。バターチャーンを回して、新鮮なバターの出来上がり♪#朝ドラ #なつぞら #草刈正雄 #粟野咲莉 pic.twitter.com/VepwbJ6xwI
— 【公式】連続テレビ小説「なつぞら」 (@asadora_nhk) 2019年4月10日
泰樹の考えで柴田家の人たちは十勝川の傍でなつを探します。
他人の家の家族の中ではなつは自分の家族を失った悲しみから抜け出せないと富士子は言います。
母親になれる自信がないと言う富士子に今はなつを探し出すことが先だと綱男。
なつは川辺でひとり捕った魚を焼きながら父親の手紙を取り出して読み返します。
そこには戦争を憎み家族のもとへ帰りたかった。
この手紙が読まれる頃にはこの世にはいないがいつもなつたちの傍にいると綴られていました。
手紙を読み終えたあとで父が描いた家族の絵を焚火にかざして見つめるなつ。
家族がお祭りにでかけて咲太郎の歌に合わせて家族が歌う情景がなつの頭に浮かんだのでした。
焚火の炎が大きく揺らいだことで幸せに浸っていたなつは現実に引き戻されしまいます。
なつが手紙をしまっていると自分を呼ぶ声が聞こえます。
振り向いた先には柴田家の人たちがいました。
皆の顔を見て安心したなつは泣き出しますがやがて安心は絶望と怒りに変わってしまいます。
「どうしてどうして自分には家族がいないの?」
もっと怒れと言いながらなつを抱きしめる泰樹。
「おもえにはもう傍に家族はおらん‼だがわしらがおる‼一緒におる‼」
十勝川の傍を歩きながら皆に謝るなつ。
そんななつを今度黙って居なくなったら絶対に許さないと抱きしめる富士子。
雪月に戻ってきた柴田家の皆に雪之介は出来上がったばかりのアイスクリームを振舞います。
アイスクリームは戦争が終わったことを実感させくれると言う綱男。
さらに笑顔を見せながら平和の味がすると続けます。
富士子がこう云うものを作れば牛乳はもっと沢山の人に喜ばれると言うと、これからの菓子には牛乳は欠かせないと雪之介が話します。
雪之介は美味しい牛乳を使った沢山のお菓子を作ると約束するのでした。
戻ってきたなつを悠吉と菊介は優しく迎え入れてくれました。
ふたりは泰樹が搾乳の時間に家を空ける事なんてめったにないことだとなつに教えてくれます。
謝るなつのことを仲間だと言ってくれるふたり。
泰樹たちが食事のために母屋に向かうと一頭一頭の牛に挨拶をしはじめたなつ。
先日生まれたばかりの仔牛にも話しかけます。
「私は大丈夫だからきっとお兄ちゃんや千遥も大丈夫‼そう思うよね?大丈夫わたしはここいる‼いてもいいっよね?」
「これからの菓子にはますます牛乳は欠かせない‼」
頭のなかで雪之介が言った言葉が響いている泰樹はなつを物置に連れて行き奥の方に布をかけられていたものを引っ張りだします。
それはバターを作るための機械で『バターチャーン』と呼ばれるものでした。
なつに語りかける泰樹。
「これはわしの夢じゃ‼日本一、いや世界一のバターを作るんじゃ‼」
<なつぞら9話の感想>
十勝川の傍で行く当てもなくなってしまったなつは自分の殻の中に閉じこもっていくように父親の手紙を読み返しましたよね。
ようやくなつを見つけ出した柴田家の人たち。
なつの心の叫びを聞いた泰樹はなつがここで一緒にいれば良いと諭します。
泰樹の想いとなつへの優しさを感じることができましたね。
富士子には本物の母親以上の存在になって欲しいものです。
作り上げた美味しい牛乳が美味しいお菓子になって広がっていく。
柴田家の皆が望む夢を雪之介も追いかけてくれることは本当に喜ばしいですね。
雪之介の言葉は泰樹の眠っていた何かを呼び起こしたようです。
美味しい牛乳をそのまま販売することと付加価値をつけて違う製品とし販売すること。
柴田牧場の夢は大きく広がりそうですね。
スポンサード