この記事は朝ドラ『なつぞら』のあらすじネタバレの詳細です。
今回は第15週「なつよ、ワクワクが止まらない」の87話88話です
なつのアイデアが通り、新人の神地航也が新しいアイデアを出してきます。いったいどんなアイデアがでてくるのでしょうか?
<前回のあらすじ>
なつは千遥に会えなかった傷心の中で夕見子と枕を並べて寝るなつ。
夕見子から”ヘンゼルとグレーテル”が良いと言われたなつは納得するのでした。
東京に帰って東洋動画に出社したなつは短編漫画映画の企画として”ヘンゼルとグレーテル”を提案します。
この提案に全員が賛同してくれたのです。
坂場は特に気に入った様で風車まで訪ねてきて熱く語り始めるありさまでした。
<なつぞら87話88話のあらすじ>
なつが原画担当に昇格してから初めての短編漫画映画の製作が始まりました。
この映画は自分の企画が採用されたものでもあったのでなつの力の入れようは相当のものでした。
演出の坂場は、従来の製作の仕方とは違う脚本なしで、アニメーター立ちが物語の展開を決めていくと云う方法を提案したのでした。
「今回の作品はアニメーター主導でいく‼脚本を書かずにアニメーターが主導になってストーリーを考えていくようにするんだ‼」
でも、原画担当の麻子は坂場の提案に賛同はできないと難色を示します。
しかし、下山を中心にしてストーリーの検討会が開かれます。
「そもそも脚本無しなんて無理があるのよ、、、」
メンバーは下山、麻子、なつ、坂場に新人アニメーターの神地航也が加わっています。
「まあ、まあ、みんなこうして集まっているんだし皆で考えていこう‼」
検討会が始めると表面的な不協和音は消えます。
でも脚本を考える事を本職としていないアニメーターたちには原作があるとは言えストーリーを考えるのは簡単ではありませんでした。
ところが、今までほとんど口を開かなかった新人アニメーターの神地が突然喋り始めます。
神地は新人である事に臆することなくどんどん斬新な自分の意見を語り始めたのでした。
下山もなつも神地の新しいアイデアに感嘆するのでした。
麻子もなつも神地のアイデアを聞きながらストーリーを決める作業を続けますが、やはり本職ではないので思うようには前に進みませんでした。
なつが新作の短編漫画映画製作で生みの苦しみに頭を悩ましている時に咲太郎が周囲を驚かすような事を言い始めたのでした。
咲太郎はテレビ時代が到来することを確信して、海外で製作されたテレビ作品の声を吹き替える仕事が大きな仕事になる可能性があると考えていたのでした。
劇団”赤い星座”を辞めて、声優プロダクションの新会社を立ち上げるのだと言う咲太郎。
しかも、所属する声優として『白蛇姫』などのアフレコで実績を上げた亀山蘭子の名前を挙げたのです。
「亀山蘭子が漫画映画の声をすることに可能性を感じたんだ‼」
そう言う咲太郎になつは具体的にどんな会社にするつもりかを訊きます。
「声優と漫画映画をつなげる会社にしようと思う‼声優のプロダクションだ‼」
咲太郎は声優と云う仕事の可能性をカスミの付き人から役者に転じたレミ子や、菓子職人から役者に転じた雪次郎にも声をかけて誘うのでした。
それを聞いていた亜矢美も賛同します。
「そうね、、、新しいことだからこそやってみないとわからないもんね⁉」
そして咲太郎は声優プロダクションの会社を設立してしまったのでした。
「これからは舞台やテレビだけでなく漫画映画の吹き替えと云う声優の仕事が絶対に増える‼だからお前たちにも手伝って欲しいんだ‼」
それを聞いた雪次郎。
「漫画映画の声優ってこれまで考えた事がなかった‼でも、今は可能性がありそうですね⁉」
時間は流れて季節は初夏です。
短編漫画映画の製作期限が迫るなか、なつたちはストーリーさえまとまっていなかったのでした。
なつと麻子と坂場の苦悩の日々は続きます。
<なつぞら87話88話の感想>
短編漫画とは言え始めて企画から手掛けるなつと麻子と坂場なのに脚本なしで進めるとはかなりの冒険ですよね。
脚本まで自分たちで手掛けると云うことはアフレコを除けばすべてが自作と云うことになります。
ストーリーを途中で変更できる自由度が魅力ですが思惑通りに上手く行くのでしょうか?
咲太郎が自分の夢の為に初めて行動を起こしましたね。
声優のプロダクションとは目の付け所は良いですが果たしてうまくいくのでしょうか。
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