今回は『虎に翼』の3話(第1週)4月3日 水曜日放送後の詳細あらすじネタバレについて紹介します。
【はるの承諾を得る前に願書だしてしまった寅子】と題して第1週3話をお送りします。
明律大学の穂高教授から『明律大学女子部法科』で学ぶことを勧められた寅子。
寅子は父親の直言が進学に賛同してくれたため、母親のはるの承諾を得るまえに、さっさと入学願書を出してしまったのでした。
<虎に翼 第1週3話のあらすじ>
優三の弁当を明律大学の夜学に届けにいった寅子はそこで大学教授で法学者の穂高重親から教室に招かれます。
そして寅子は”女性が無能力者”という言葉について穂高に訊いた寅子。
“女性が無能ということでしょうか”
すると臨時講師として講義をしていた東京地方裁判所判事の桂場等一郎が、結婚した女性は準禁治産者と同じように責任能力が制限されると説明してくれたのです。
ところが桂場の説明を聞いた寅子は自分の家では違うと言い出します。
“私の家では、家のことはお金回りから何から何まですべて母が責任持ってやっておりますが、、、”
母親には責任能力があると返した寅子に対して、桂場はさらに民法について教えてくれます。
“財産の利用、負債、訴訟行為、贈与、相続、身体に羈絆を受くべき契約、つまり雇用契約を結んで働くこと、これらのことを妻が行うには、夫の許可が必要であるということだ”
まだ納得のいかない寅子のようすをみた穂高は、桂場の講義を最後まで聞いていくことを勧めてくれます。
そして寅子のことを笑う学生に向かって戒めるように話した桂場。
“これが世の女性の反応だ。法律とは全ての国民の権利を保障すべきなのに”
“君たちはこれをどう捉える”
そして講義を聞き終わっから、その感想を穂高に伝えた寅子。
“結婚に心躍らないのも女が損なのも、母が公の場ではスンッとなってしまうのも、私が漠然と嫌だと思っていたこと全てにつながる理由があったと分かりました”
そんな寅子は理由さえわかれば何かができるかも知れないと前向きになれたのでした。
すると寅子のことがすっかり気に入って、『明律大学女子部法科』で勉強することを勧めてきた穂高。
“間もなく女性も弁護士になれる時代が来る”
“君のような優秀な女性が学ぶにふさわしい場所だ”
猪爪家に戻った寅子はさっそく父親の直言に穂高から言われたことを伝えます。
“女子部で3年学べば、男子学生と同じ法学部に進めるんですって”
“私みたいな優秀な子にふさわしい場所なんですって”
すると目を輝かせながら自分に訴えてくる寅子に、直言は見合いをさせることに抵抗があったことを明かしてくれます。
さらに『明律大学女子部法科』にいくことは自分がはるを説得すると言ってくれたため、寅子は歓喜の声をあげたのでした。
翌日になってさっそく入学に向かって動き始めたふたり。
まずは抵抗する女学校の教師から何とか内申書をもらうと、すぐに入学願書を提出したのでした。
願書を提出できたことで安堵できた寅子でしたが、今からはじまる大学生活が6年もあることを考えると一抹の不安を覚えるのでした。
するとそんな寅子に向かって、娘の夢を後押ししたい直言は”面倒を全部見る”ことを約束してくれたのです。
やがて12月になって猪爪家に香川からはるが帰ってきました。
ところが寅子の想いとは裏腹に、はるに頭があがらない直言はなかなか進学のことを切り出してくれません。
寅子は愕然とするも、入学試験が年明けにあるため一刻もはやく話をして了解を取り付けたいと、はるに直談判することを思い立ったのでした。
ところが寅子の親友で兄の直道と結婚する花江から制止されてしまいます。
花江ははるの機嫌が好い時を狙って話を切り出すことが大切で、自分の結婚式が終わるまで待って欲しいと言うのでした。
さらに自分が直道と結婚するために講じた策を明かして寅子を諭す花江。
“どうしても欲しいものがあるならば、したたかにいきなさいってこと”
“私のためにもトラちゃんのためにも、今はお義母様のご機嫌をとる”
“どんな道でも女が好きな方へ行くのは大変なのよ”
親友の話を聞いた寅子は思わず苦笑いしたのでした。
虎に翼 ネタバレあらすじ最終回マデ朝ドラプラス感想吹き出し意味主題歌
<虎に翼 第1週3話の感想>
難しそうな桂場や偉そうな穂高を前にしてしても動じることなく話ができる寅子はやはりただものではなさそうですね。
小難しい法律用語が混じった会話をちゃんと理解して応対しているのが凄すぎます。
そもそも寅子の思考が法律向きなのかも知れません。
それにしても頼りないも父親の直言が寅子の味方であることがわかって良かったですね。
ちゃんとはるの承諾を得て受験できるのかが心配です。
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