光る君へ38話確定ネタバレ和泉式部が道長と,ききょうの逆襲!敦康~敦成へ

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光る君へ38話の確定ネタバレと、史実より38話展開予想です。

 

光る君へ38話ネタバレ確定

まひろ(吉高由里子)の元にききょう(ファーストサマーウイカ)が訪ねてきて、

亡き后・定子の思い出を綴った「枕草子」から一条天皇(塩野瑛久)の関心を奪ったまひろの物語への思いを打ち明ける。

 

その後、まひろは物語の次の構想を練り始めるが、道長(柄本佑)から新たな提案を受け…

 

一方、中宮・彰子(見上愛)と親王に対する呪詛の形跡が見つかり、

伊周(三浦翔平)の関与が明らかに。天皇は道長に相談して処分を検討するが…

・次の話⇓⇓

光る君へ39話ネタバレ【惟規は妻いるが浮気!若くして死亡…

 

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光る君へ38話史実より展開予想

寛弘6年(1009)3月

春の光がまひろの局に優しく差し込んでいた

静謐な朝の空域が宮中の日常に穏やかな色を加えていた

そのとき、同居している小少将の君が息をきれせながらまひろの局へと駆け込んできたのだ

柴様お耳にされましたか

中宮彰子様がどうやらご懐妊されたとの噂が、、、

それは本当ですか?

これは何ともおめでたい知らせですね

ええでも今度は気持ちが楽ですと

男子でも女子でもいいと周りに話されているそうです

伊勢大輔はその噂を耳にし静かに話に加わる

若宮様の時は道長様のあの入れ込みように

もし女子であったらどうしようと

彰子様は思いつめておられたのをよく覚えております

大輔が涙をこらえるその姿には深い感慨が込められていた

宮中は新たな命の誕生を前に希望と歓喜の息吹で満ち溢れていた

まひろは静かな局でひとり深い思索に耽っていた

ききょうは常に定子様のために尽くしていた

枕草子に記された通り二人の間には、言葉にできないほどの深い絆があったのですから、、、

定子様がこの世を去られてからの日々、ききょうの姿も見えなくなった

噂によれば、鳥辺で定子様の墓守りをしているという

それもまた運命なのでしょうか

さもありなんと受け入れるべきか

御簾の外では季節の移ろいが静かに語りかけているようだった

宮中には中宮彰子に仕える女房たちの様々な顔ぶれが揃っていた

まひろは、その中でも若い女房たちから特に好かれ、彼女たちとの会話を心から楽しんでした

小少将の君とは同じ局で凡帳越しに一緒にすんでいる彼女は上品で優雅

まるでしだれた柳のような風情を持っていた

人付き合いが苦手で直ぐふさぎ込んでしまう

私とは一番の理解者です

整った容姿に口元の高貴さと艶っぽさを兼ね備えた伊勢大輔は殿方にも女房たちにも一番人気がある方です

宰相の君や源式部も宮中の同僚仲間として日々を共にしています

それぞれが抜群に優れているわけではありませんが、女房たちは中宮彰子様を引き立てる役割を担っているのです

(紫式部日記 消息体より)

 

春の訪れと共に旧都奈良より献上された八重桜が、その優雅な香りで宮中を彩っていた

彰子はみんなで和歌を詠もうと思い立ち

お題は何にしましょうか?

みんなで考えていたところ、道長がやって来たのです

見ての通り、今日は特別なお土産を持参した

道長の手には奈良の都から献上された八重桜の咲く枝が、、、

いっぱいに

その美しさに皆は息を呑んだ

彰子は目を丸くして

まぁ綺麗、、、

これほどまでに美しい八重桜に感謝いたします

では、今日のお題はこの桜にしましょう

紫式部が指名されるが

光栄がお言葉を賜わりますが、この華やかな八重桜を詠むには、若さと華やかさを持つものが相応しいでしょう

まひろは最近仕え始めて間もない伊勢大輔を推したのです

まひろの提案は若きものに花を持たせると同時に、その実力を見極める試みでもあったのだ

伊勢大輔は応えます

“古の奈良の都の八重桜

今日九重に匂ひぬるかな”

(小倉百人一首61番)

その一句に彰子も紫式部も、そして道長も心からの感動を覚えたのでした

 

寛弘6年(1009年)

ある日、まひろはお暇をもらい実家に戻った

久しぶりの懐かしさだった

病弱の賢子のことが気がかりで心配の念を抱えながら門をくぐる

屋敷の中から賢子の明るい声が聞こえてきた

賢子は言います

お母さまお帰りなさい

お母さまは今どんなお仕事をされてえいるのですか?

まひろは言います

賢子、お母さまは宮中で多くの人々と共に働いているの

でも賢子はどんなお仕事をしたいの?

家でじいじと過ごすのが好き?

賢子は首を横に振りながら目を輝かせて答える

いいえ、私はお母さまのように外で働きたいの

じいじが言っていたように、人の役に立ちたいのです

ありがとうと言われるように

まひろは賢子の純粋な願いを聞き、心の中で思うのです

なんて素敵で立派な子に育ったのかしら

じじの教育の賜物か、それとも道長様に似てきたのかしら?

そしてまひろは賢子に向けて将来のための言葉を残そうとする

賢子、大人になったら宮中に出仕して、役に立つ人になりなさい

お母さまはあなたのために手紙を残すから、いずれそれを読んでね

あなたに辛い思いをさせたくないから

このやり取りは後に紫式部消息体(手紙)として残されることになる

まひろの愛情と賢子の純粋な心が時を越えて語り継がれるのであった

 

初夏を思わせる夜風が宮中の廊下を通り抜けていった

夜具をそっと引き寄せながら敦成親王の安らかな寝息に耳を傾ける道長は、ある思いを巡らせていた

一条天皇にはそろそろ譲位してもらいたいと

病に伏せる今の帝にとって、これは絶好の機会ではないか

次の帝は居貞親王で決まっているが、では次の東宮に誰を推すべきか

道長は敦成親王の一日も早い即位を望んでいた

孫が幼いうちに東宮となれば自分が摂政となる

これは父兼家がなした地位を道長自身も果たすことができることを意味していた

しかしその道は険しい

一条天皇と定子との第一皇子である敦成親王を立てるだろう

彰子もまた次の東宮は敦成親王であるべきと主張している

誰が見ても明らかであった

道長は彰子に問いかけた

彰子よ、そなたは次の東宮に誰を推す?

彰子は堂々と道長を見据え答えた

私は敦康親王を推します

長い間、私は敦康親王の面倒を見てきました

当然、東宮にすべきではないでしょうか

道長は彰子のその表情に焦りを感じた

そしてさらなる問いを重ねる

では、そなたの産んだ敦成親王を東宮にすることについてはどう思う?

彰子は厳しい顔で言った

この子はそんな危険な地位に就かせたくありません

絶対に嫌です

この子は自由に生きてほしいのです

父上の政に利用するのはやめてください

道長は時代が変わっても変わらぬ人の思いを感じながらひとり呟いた

これが定めなのか、、、

やがて道長は敦康親王を軽んじるようになっていくのであった

 

6月の新緑が眩しい季節

中宮彰子は内裏を出て出産のため土御門殿へと移った

まひろは彰子の出産に際して再び記録係として奉仕する事になった

10月5日の夜

秋の涼やかな風が宮中を包んでいた

しかしその静寂は突如として破られる

条院内裏が不審火によって焼亡してしまったのだ

これはただの不審火ではない

何者かの陰謀があるのでは

決してそうではありません

上様を恨んでのことではありません

どうかお怒りをお鎮めください

公卿たちの間では不安の声が交錯していた

これは帝に禍がおきる前触れではないかと

道長はそんな公卿たちの心情を察して提案する

しばらく我が土御門邸の枇杷殿へ遷御されてはいかがでしょう

ここでしたら心配はございません

一条天皇は道長の提案に

道長よ、、、助かるぞと安堵の表情を浮べるのであった

 

11月25日

晩秋の落ち葉が土御門邸の庭を彩る中、中宮彰子は一条天皇の第三皇子敦良親王(のちの後朱雀天皇)を無事に出産した

二度目の出産とあって彰子も女房たちも手際よく対応し、宮中は落ち着いた雰囲気に包まれていた

二度目のご出産 中宮様も女房たちも慣れた手つきでございますね

敦良親王様 この小さなお手がいずれ天下を支えることになるでしょう

紫式部 この子を二の宮として記録に残してください

我が子がいずれ天皇として、この国を導く日が来ることでしょうから

紫式部は彰子の堂々とした様子と新たな誕生に感じる重みを記録に刻むのであった

 

11月29日 皇子敦良五夜の産養が執り行われ、中宮彰子の元では宴席が開かれていた

道長四男 藤原能信(母 明子)と左近衛少将 藤原伊成(父 藤原義懐)が同席していた

伊成は笑いを浮べながら能信に言います

中宮様に二人の皇子が生れたからには、お前たち兄弟はしょせん出世はできぬな

そのとき能信が突然、伊成に対して罵声を浴びせるのです

ふざけるな、、、敦良親王五夜の祝いの席で、なんということを言うのだ、、、許さん

そう言って罵倒した挙句、一方的に暴行をするのであった

何をする

加勢した能信の従者が縁側から伊成を突き落とし

能信は従者を集め、さらに蹴る殴るの暴行を加えたのだった

騒ぎを聞いた道長嫡男頼道は慌てて騒ぎを鎮めた

すぐにやめぬか!

能信よ馬鹿なことをするでない、、、

この出来事は、倫子所生の子供らは嫡子扱いを受けて目覚ましい昇進を遂げたのに対して、明子所生の子息 頼宗・顕信・能信・長家は昇進面で差をつけられていたため、この敦良親王五夜の祝いの席で、藤原能信はあえて騒ぎを起こしたのであった

これは能信の倫子所生の子供らに対する恨みでもあったのだ

明子所生の兄弟は頼通と協調して自己の昇進をはかろうとしたのに対して、能信だけはそれを拒絶していた

公然と頼通と口論して父道長の怒りを買うことが多かったのだ

 

その日の夜 宮中の静けさは倫子の心の動揺とは裏腹に、穏やかな月明かりに包まれていた

騒動の話を聞いた倫子は、道長との間に重い空気を感じながら話します

あの能信だけは、なんて勝気な性格なのでしょう

周りのことを一切考えられないのでしょうか

母である高松様は一体何を考えているのでしょうか

母親にそっくりなのですね

お二人ともまったく情けないわ

倫子の越えには失望と呆れが混じり合っていた

しょせん妾でしかない身の上ですから

後ろ盾もないご様子

お牛車もご用意できないならば、こちらでご用意いたしますのにと

どうか高松様にお伝えくださいませ

道長は倫子の言葉に恐怖を覚え、何も答えることができなかった

道長は一人思います

孫を持った女は強くなるものだ

倫子よ そなたの変わりようには驚かされる

しかし、それもまた世代を越えて引き継がれる思いの力なのだろうと

道長は倫子を怖れながらも、家族の絆と時代の流れに思いを馳せるのであった

 

一方、実資は自信の日記(小右記)に、こんなことを綴っていた

私は長年子孫がいないことを愁いでいた

今、伊成を見るにつけ子供というのは、かえって嘆きとなるようであると

 

12月1日の朝だった

藤原伊成が突然出家したと、行成のもとに連絡が届いた

能信に嫌がらせを受け、それを気にかけての事だという

数日がたち、秋の夜長が深まるなか、倫子は赤染衛門に対して心の不満を嘆くのです

今日は10日の産養なのですよ

この大事な日に殿は、、、

また高松様(明子)の所に、、、

はい、、、そのことは殿にお伝えしておりますが、、、

まったく、どうゆうことでしょう、、、

 

その頃、道長は高松殿の明子のもとを訪れていた

道長は能信の行動に頭を抱えていた

敦良親王の産養の席での出来事は、藤原家にとって大きな挑戦であったからだ

能信だけはどうして素直になれんのだ

あんなことをするなど、よりによって敦良五夜の産養席で、、、

これは藤原家に対する見せしめではないか

明子は道長の苦悩を知りつつも、自らの立場を主張するのです

殿が私たちの子を出世させないから、能信のような子ができるのです

日頃の秘めた不満を破ったのでありましょう

私は能信のやった事は正しいと思っております

さぞや彰子様や北の方様は不機嫌でございましょう

しょせん私は妾の身、、、上様の心がけ次第ですよ

道長は明子の言葉に恐怖すら感じていた

これでは手の付けようがないと

 

寛弘7年(1010)正月

新しい年が幕をあけた

1月15日 敦良親王の五十日の祝いの翌日

道長は次女妍子の東宮入待の日時を勘申していた

そして正月25日 伊周が静かにこの世を去った

行成から知らせを受けた道長は、

ほう、、、そうであるかと一言残すのみだった

2月20日の道長の次女妍子と東宮居貞親王との婚儀を前に道長は、過去の政敵なぞ構ってはいなかったのだ

道長の次女妍子は18歳

東宮居貞は35歳

18歳の年の差があったが、道長はその結びつきに大きな期待を寄せていた

この頃から道長は東宮居貞親王のもとを頻繁に訪れていた

道長の考える政の日程には一条天皇譲位と居貞の即位が既に組み込まれていたのである

 

雪の白さが御簾を通して、柔らかな光を描きだしていた

和泉式部は、まひろの局を訪れていた

先生 わたくし

彰子様に仕えることとなりましたの

いろいろ教えてくださいね、、、先生

それは素晴らしい事ですわ

私もあなたの力添えがあれば、大いに助かります

しかしなぜ彰子様のもとへ

和泉式部は御簾に残る霜を指でなぞりながら心の内を明かす

先生、、、召人ってご存じかしら?

ええ 主家の男と男女の関係にある女房の事でしょう、、、

その時 和泉式部の言葉にまひろは息をのんだ

道長様がわたくしに、、、

まひろは驚愕に打ち震えた

まさか道長様が和泉式部と、、、

いや、そんな事はあり得ない

しかし、これほどの美女であれば、どのような男も惹かれるであろう

和泉式部も思うさま男を漁る事ができるはず

そして自分はどうであろう

ありきたりな面立ちにしか過ぎないではないか、、、

先生 何やらお顔に陰りが

もしや先生にもお心に翳りがございますか?

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38話確定ネタバレ【和泉式部が道長と,ききょうの逆襲!敦康~敦成へ


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